たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

佐藤オオキさんを「超人」にしたきっかけ

佐藤オオキさんの過去エントリー

佐藤オオキさんをライバルにしているので笑、先のアナザースカイで留まった部分も、エントリーしておきますね。あと、参考にこれまでの、佐藤オオキさんのエントリー色々も。

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佐藤オオキさんが、フィリップ・スタルクに相談したときに、言われたコト

フィリップ・スタルクとは、佐藤オオキさんと同じく、一部のジャンルに留まらず、建築、インテリア、家具、食器、インダストリアルデザイン、等多面的なジャンルで圧倒的なパフォーマンスを持つ、デザイン界のキングとのこと。

佐藤オオキさんが、そんなフィリップ・スタルクに相談しにいったときに、こんなことを言われたそうです。

余計なことを考えずに、黙って作れ

この出来事が、ターニングポイントになった、と。この部分に留まって、二つのことを考えました。

一つ目は、今では確固たるポジションを築いた佐藤オオキさんも、自分の能力であったり、将来のことを不安に思う時期があり、悩み、誰かに教えを請うおうとしたことがあった、ということ。どんなに凄い人も、いきなり凄いわけではなく、色々な時期を通り過ぎている、ということですね。

二つ目は、このフィリップ・スタルクのセリフ自体についてです。考えるだけでは、前に進まないのですよね。考えて、何かのアウトプットを出さないといけない。この言葉のようにモノを作れた方がよいな、とも思いますが、誰かに何かを提供していく、といいうアウトプットが大事なのかな、と思います。考えるだけでは何も変わらないわけです。

この二つ目は、結構実践するのは難しくて、どうしても悩んでしまうことがあると思います、人間は。でも、世界のトップランナーは、悩んでいる時間が少ないのかな、とも思います。手を動かしたり、身体を動かして、世の中に何かを出して、そこから得られるリアクションをさらに生かして、また何かを出していく、というサイクルをどんどんとやっているのかな、と。そのサイクルを積み重ねていくと、学びも多くなり、少し前の時点だと悩んでいたことも、解消できたりすることもあるのかな、と思います。

とある記事を読むと、朝の10時から夜の27時までずっとデザインをしている、と。佐藤オオキさんの仕事時間ですね。生理現象も一定あると思いますが、ざっと17時間弱をデザインに時間を費やしているのですよね。その間、何かを考え、作っている、ということ。これを努力というのか何なのかはわかりませんが、沢山のプロジェクト、結果としての沢山の賞の背景には、それだけの仕事の時間があることは間違いないわけです。

そして、戻るのですが、佐藤オオキさんを、仕事人間、デザイン人間に変えるきっかけの一つになったのが、とあるデザイン界の巨人、というのが結構面白いな、と思いました。人は、人に影響を受けながら、成長し、生きているのだな、と。当たり前のことなのかもしれないですが、超人的なパフォーマンスを出す佐藤オオキさんにも当てはまるのだなぁ、と。とても留まったポイントだったのでした。