たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

無駄作り発明家の考える術

無駄作り発明家の藤原麻里菜さん

僕は、テレビのセブンルールが好きで、毎週ビデオに撮っていますが、少し前に面白い方が出てました。無駄作り発明家の藤原麻里菜さん。

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無駄作りをすること自体面白いですが、本人のキャラもかなり面白いです。まあ、本人が面白いから、やっていることも面白いのかもしれませんが。

そんな藤原さん、いくつか本を出しているのですが、この「考える術」は非常に良い本でした。企画やアイデア関連の本は色々とありますが、トップクラスだと思います。

五つの考える術

五つほどをピックアップしますね。

  1. 「言葉」から考える
  2. 「どんな?」を考える
  3. 「小さな問題」を意識する
  4. 「感情のタネ」に気づく
  5. 「短時間」で考える

1)「言葉」から考える

考える時って、ビジュアルから考えることもありますが、言葉から考えることもあると思います。個人的には、言葉から考えることが多いので超共感しました。とある言葉を書くと、その言葉のイメージからどんどん発想し、色々なことが考えられる。ブログを書くときも、とあるキーテーマから書いたりしますものね。それと同じな気もします。

2)「どんな?」を考える

色々な物事って、斜に構えていると退屈でつまらなくなるけど、渦中に入って具体的な検討をしてみると面白くなることも多いです。「具体」には色々な情報が詰まっていて、それが発想を広げるし、面白くもさせるということなのだと思います。

3)「小さな問題」を意識する

世の中には、沢山の問題があるわけですが、遠くの大きな問題は自分ごとになりにくく、それを解決しようとするアイデアも考えなくなるけど、身近な小さい問題は自分ごとになりやすくて、考えたら実行もしやすい。実行できると楽しかったりもするので、考えるインセンティブにもなりますね。

4)「感情のタネ」に気づく

毎日、自分は何かを感じて、何かの感情を抱いている。良いことも悪いことも色々あるけれども、そこにアイデアを考えるヒントがあるのではないか、ということ。別の全て、ストレスを基点に考えるというのも近しい術かなと思いますが。その感情も、常に移り変わっているので、1日を振り返る過程で、感情の動きを捉えると良いかも。

5)「短時間」で考える

よくある話だけど、タイムプレッシャーがあると色々とアイデアを出しやすい。逆に時間に余裕があると、頭の中がふわふわして、まともに考えられている気がしない。締め切りギリギリに追い込むとかも、たまにはありかも。

おわりに

藤原さん、毎日何かを考えているのですが、毎日何かを作ってもいます。

本のタイトルは、考える術、なのですが、考えるだけでなく、物作りもしてしまうのが凄いなと思った次第。

前に、佐藤航陽さんのエントリーで、「知る」と「試す」をセットにする習慣について触れたけど、「考える」と「作る」をセットにする習慣も大事だな、と思いました。