大谷翔平の最高の習慣
大谷翔平のNHKスペシャル
10/24(日)のNHKスペシャルの「メジャーリーガー小谷翔平〜2021 超進化を語る〜」は非常に興味深かったです。
言わずもがな、大谷翔平選手の今年の活躍はすごかった。「二刀流」という言葉は、これまでも使われていましたが、投手でも打者でも卓越した成績を出していなかったこれまでとは違って、投手でも打者でも超一流の結果を残しました。
なぜ、大谷翔平は、全米を驚かす結果を出すことができたのか?の一部を解明したのが、NHKスペシャルだと思いました。時間を忘れて、見てしまいました。
大谷翔平の最高の習慣
このNHKスペシャルは、大リーグに移籍してからの4年間を追いかけた内容だったのですが、僕が、特に興味深く思ったのは、今の彼を形成した習慣です。
- 誰もができることを、一生懸命にやる
- 試す
- 8〜9時間の睡眠
一つ一つ触れたいと思います。
1. 非凡は、どのように生まれるのか?
小学3年生から野球を始めた大谷選手は、元々実業団の選手だった父親が監督するチームで野球を始めますが、最初から素晴らしい選手ではなかった。彼の父親と交換日記をしていたようですが、そこには、「一生懸命声を出す、キャッチボールする、走る」といったことが書かれています。
誰もができること、当たり前のことを一生懸命するということ。そこに非凡さが生まれるのかもしれない、と思いました。非凡なことをしようとして非凡さが生まれるのではなく、平凡なことを一生懸命にした時に生まれる違いが非凡なのではないか、と。
考えてみると、例えば、野球は、ボールを投げたり、とったり、打ったり、走ったり、声を出したり、が基本動作です。でも、これらに違いが生じているということ。その違いは、一生懸命な取組みの積み重ねによって生まれる、と。
大人の大谷翔平選手は、他の人ができることを、自分もできるように努力をしている、というようなことも言っていました。誰もできない何かではなく、少し秀でた誰かができることを、自分もできるようにする。それが沢山集まると、非凡になるとも言い換えることができるかもしれません。
2. 能力習得の第一歩は、試すこと
1で、他の人ができることを、自分もできるようにする、と書きましたが、番組中に、大谷選手が番組中に何度か言っていたのが、試す、ということ。自分が能力を獲得するために行う試行錯誤を沢山したということでしょう。
毎日、色々な発見があり、それを試す、みたいなことも言っていたような気がします。常に、自分が身につけたい何かや、自分に足りない何かに気づき、そこから能力を習得するために試す量が格段に多いのだろうな、と思いました。
番組のタイトルである、超進化、に直接繋がっているのは、この習慣だと思います。
3. 睡眠こそが、毎日の活躍を支える
打者では毎日試合に出場、加えて、投手でも出場。昨年までは、投手の日と前後日は、打者はしなかったが、今年は、投手の日とは関係なく打者の仕事も。要は、二人分の仕事をしています。正確に書くと、メジャーリーガー2人分の仕事をしています。
これで疲れないわけがないし、すぐに怪我をしてもおかしくないと思います。しかし、今年は、一年を通じて、試合にで続けて、投手でも打者でも超一流の活躍をした。それを支えたのは何か?というのは気になるところでした。
酸素ルームやら食事やら色々なことをしているのかと思いましたが、取り組んでいたのは、睡眠でした(他のこともしているかもしれないですが)。8−9時間の睡眠とのこと。疲労を回復する有効な打ち手は、結局睡眠であると妙に納得したのでした。
おわりに
大谷翔平選手の最高の習慣をまとめてみました。
書いてみて読んでみると、最高の習慣ですが、特別な習慣ではないとも思います。誰もが実践できることだと思います。その実践を、毎日、毎機会実践できるかどうか。それが複利となって、能力に格段の差ができるということでしょう。
大谷翔平選手を応援しつつも、自分も頑張らねばですね。ご参考ください!
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