たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

セブンイレブンの冷凍食品的な未来

セブンイレブンの冷凍食品売り場面積の拡大

最近、僕がよく行くセブンイレブンに訪れると、若干違和感が。何に違和感を持っているかと考えてみると、どうやら冷凍食品売り場の面積が拡大されているではないですか。今まで、デザートなどがあった列が、冷凍食品だけになっていました。冷凍食品の種類も増えて、買い求めやすくなっていました。

調べてみると、2年ほど前から、冷凍食品売り場面積の拡大のニュースが出ていますね。2021年までに1万店まで拡大とあるので、私がよく行くお店にも広がってきたということみたいです。

diamond.jp

最近、冷凍食品をたくさん買っている自分に気づく

その時、僕は、牛皿の冷凍食品を買いました。こちらです。

7premium.jp

150gの容量で、値段は365円。勿論冷凍食品なので、いつ食べてもOKの品。

この商品は、昼や夜、もしくは夜食として食べて頂くことを想定されていると思いますが、勿論、その何割かは、牛丼屋からシェアを奪おうという目論見でしょう。松屋牛皿を調べてみると、並で240円、大で320円なので、それと比べると割高。でも、いつでも家で食べられるのは魅力。

  • 食事をするために外出するという面倒さはカット可能
  • 外出の移動時間もカット可能
  • 食べたい時に、温める数分後には食事可能
  • コロナ禍だと、人との接触もカット可能

若干の高さはあるとしても、幾つか買っておいて、冷凍庫に保管しておこうと考える人は少なくないでしょう。勿論、セブンイレブン牛皿、とても美味しかったです。

セブンイレブンの冷凍食品的な未来

セブンイレブン的にも、冷凍食品は理にかなった形態です。

冷凍食品になる品は、元々、お弁当やお惣菜だった品が多いです。お弁当やお惣菜の場合は、賞味期限があり、期限内に売り切らないといけませんが、冷凍食品の期限は圧倒的に長いので、その心配はあまりありません。

コンビニやスーパーを中心とした食品廃棄ロスの問題は多大で、最近では、SDG‘sの文脈で社会の関心は更に高まっていますが、冷凍食品にすることで課題の一部を解決することが可能になります。

勤務先や外出先で食事の機会がある場合は、買うのはお弁当であり、コンビニで温めて食事をする必要がありますが、コンビニで買って家で食べる中食の場合は、お弁当でなくて、冷凍食品で問題ないのですよね(多くの食材で)。そういう意味で、お弁当と冷凍食品の棲み分け、使い分けができてきたと言えるのかもしれません。

今後、どのようになるか?ですが、店舗によって形態が変わっていくかもしれません。お弁当の消費が一定ある店舗と少ない店舗とで、両者の売り場面積シェアは変わるでしょう。お弁当ニーズが低い店舗は、限りなく冷凍食品専門店に近くなるかもしれません(お菓子や日用品コーナーはキープで)。

実際、欧州には、冷凍食品専門のスーパーが存在していて、数年前に、パリを基点とした「ピカール」が日本にも上陸しており、少しニュースになっていました。

www.mag2.com

女性活躍や高齢化、上述の食品廃棄の低減圧力、コンビニのバイトなどの労働力確保の難度向上、といった環境変化を背景に、冷凍食品における美味しさの味面や、ママ手抜きしたわね!といったことが言われない受け手面の変化もついてきており、冷凍食品が非常に受け入れられる時代になったなぁと思います。

おわりに

コンビニは、昔から進化し続けていて、最近の進化の一つが冷凍食品なのかもしれません。一方で、セブンイレブンを中心に、身近な存在であり、あたたかい存在であるのがコンビニであるようにも思います。

冷凍食品だけだと、無人店舗でも良くなるのですが、実際に無人店舗(または自動販売機)もできるかもしれませんが、人が集まる、あたたかい場所、というポジションはキープしてもらいたいなと思います。今後のコンビニにも期待してます。

---

遅ればせながら、ブログ村に参加しました。

宜しければ、クリックをお願い致します★

にほんブログ村 ライフスタイルブログへ
にほんブログ村