ファシリテーションを日常会話に
今回は、ビジネスでの何気ない会話(議論ではない)、またはプライベートの中でも効率性を求めたい時の会話において、ファシリテーションをした方が良いよね、というお話。
なぜ、ファシリテーションをした方が良いか?というと、ファシリテーションによる効率化により時間が生まれるから、そして、ファシリテーションによって、限られた時間の中で創造的な会話ができるから、です。
でも、ここで言うファシリテーションは、議論におけるファシリテーションのような難しいものではありません。その場合、論点思考や仮説思考などができないといけないのですが、小難しい話になってしまうので、興味を持たれたら、この「ファシリテーションの教科書」という本を読んで頂ければと思います。この本は超絶オススメです。
そうではなくて、何気ない局面での会話でのファシリテーションのことで、具体的には、このようなことをすれば、冒頭の目的を実現できると思います。
- 会話の目的を見立てる、確認する、言葉にしてあげる
- 目的を実現できるような問い立てや仮説立てをぶつける、引き出す
- 難しい言葉が出たら、優しい言葉に言い換える
- 話の内容の冗長性や非構造性が出てきたら、単純化や構造化する
- よくわからない話が出てきたら、具体例を出す、または引き出す
効率性では、1、3、4が、創造性では、1、2、5が主に関連するように思います。
ファシリテーションがうまい人とたまに会話すると思うのは、1や2や4のようなロジカルシンキングもあるのですが、3や5の打ち手が早く、本当に分かりやすいので、会話に参加している人たちが、みんな、本当に参加できるようになり、議論の迷子や言いたい放題の発散の時間が短期化できて、すごく良い時間になる感覚になります。
1〜5は、すごく難しい話ではなく、日々の会話に使える技術だと思います。逆に言えば、利用頻度はとても多く、時間を生む総量も、新しい情報を生む総量も多くなるように思います。
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