マニマリスト最強の経営者
ミニマリスト最強の経営者は、誰?
寺田倉庫の中野善壽さんです。「ぜんぶ、すてれば」の本は衝撃的でした。
ミニマリストの人は、是非読んで欲しいし、面白い経営者に興味がある人にも読んでほしい。こんな人になりたいなぁ、と思いました。
この本で、特によかった部分
僕が、特によかったと思う部分を引用して、触れたいと思います。
生き方の根幹にあるのは、「何も持たない」ということ。家や車、時計は持たない。お酒やタバコも嗜まない。お金も若い頃から、生活に必要な分を除いて、全て寄付している
ミニマリストは持っているモノが少ないと思いますが、中野さんの持たなさ具合がすごすぎる。ほぼ何も持っていない笑。ミニマリストはお金が貯まると思いますが、お金も寄付をして持たない。このレベルのミニマリストはほとんどいないと思います。
今日がすべて。事実として、夢中になって、楽しむことができるのは、今しかありません
事実なのですが、気づいていなかったり、過去や未来に囚われて、今を疎かにしてしまう人は多いと思います。過去でもなく未来でもなく、今に集中することが大事。
人の評価は気にしない。自分自身が納得できるか
これは、ミニマリストとは少し関係ないですが、前述の文章に近い内容。自分の人生や時間なのに、人の評価に囚われて、生きてしまうということがまま起きますが、そうではなくて、自分が納得できるように、仕事をすべき、生きるべき、ということ。
準備万端な日は一生来ない。何も考えず、思い切ればいい
この考え方は潔いし、背中を押される気がします。準備万端な日は一生来ないし、準備万端にしようと、あと何時間、あと何日かけても、大差はなかったりすることは多いです。だからこそ、準備ができているかどうかに引っ張られるのではなく、思い切りやれば良い、ということ。
飾らず、まっすぐ、シンプルに
「すべて、すてれば」に通じること。モノだけでなく、色々な概念にとらわれるのではなく、自分に素直に、シンプルに生きたいものです。世の中がなんとなく創り出している概念が、本当に厄介であり、無駄なことが多いのですよ笑
おわりに
感想を書きましたが、とはいえ、これほどまでに、ミニマルには生きることは難しいと思います。
でも、僕自身、10年前や5年前の自分と比べると、すごくミニマルだったり、シンプルになっているのですよね。そう考えると、家も車も時計、そしてお金も持たなくなる日が来るかもしれない笑。その時は、世の中について、今とは異なる見え方ができているのでしょう。
時々、読み返したくなる本でした!