たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

私の目を奪った赤いCM

僕は、夜にボーーーっとテレビを見るのが好きなのですが、その時に流れるCMも結構好きです。最近のCMは、Webへの入り口動線という位置付けもあれば、スマホを片手にテレビを見ている視聴者を惹きつけるユニークさがあったりしますね。

私の目を奪ったCM

最近、特に、惹きつけられたCMがこちら。

カップヌードルのCM。印象に残っている人も多いのではないでしょうか。

  • ラッパーみたいなお兄ちゃんと、スーツ姿のサラリーマンのコントラスト
  • 性質の異なる二人が動きを合わせたコミカルなダンス
  • カップヌードルの魅力をのせたリリックのラップ
  • メッセージは極めてシンプルな「辛くて旨い」のみ
  • ビビッとで食欲をそそる赤で統一されたデザイン

このCMを創ったクリエイティブディレクター、ちょっと神がかってるかと。

ちなみに、出ている人は、SNSで全米で人気のダンサーJackson Myles Chavisと、気象予報士6:ダンサー4のダンシングウェザーマンNick Kosirだとか。ダンシングウェザーマン。。。キャラ立ちすぎですね汗。

思わずTwitterで拡散しちゃうCM

カップヌードルは日常の食品であり、ともすれば数多の食べ物で埋もれてしまうリスクが常にある中で、一定の頻度で思い出してもらい、お店で想起してもらう必要があり、そのためにCMをしているわけですが、最近のカップヌードルは、想起だけでなく、バズりを狙っていますよね。

情報で溢れ、CMは素通りしてしまう、または、CMの間はスマホをいじってしまう。そんな視聴者たちを惹きつけて、拡散もしてもらうCM。上記に整理したポイントは、目にも耳にも感性にもアドレスしたクリエイティブということなのでしょうなぁ。

ちなみに、SNSでバズるためには、SNSで活躍している人たちを採用した方が良いのでしょうね。TV CMにのせて大々的にバズることが期待できないと、こじんまりした内容になってしまうので注意が必要そうですが。

おわりに

少し前から、CMを放映する目的が明確かどうか、によって、CMの生き方が変わるようになってきました。商材にも依るのですが、面白いって大事かなと思います(商材によっては、売上向上やユーザー獲得に全くつながらないこともおきますが)。夜にボーーーっとしながら、面白いCMに目を奪われるのを楽しみにしたいと思います。