イーロンマスクから学ぶ生産性
最近、生産性、という言葉をよく耳にしますね。ということで、こちらは、イーロン・マスクの生産性向上に関する習慣。www.lifehacker.jp
引用すると、こちらがピックアップされている。
- メールを使いこなす
- 外部の意図的接触を避ける
- いつもマルチタスク
- 予定の最適化
- 本質をつかむため、常に、なぜ、と問う
- 必要十分な睡眠
幾つかについて、少し考えていくと、
1. メールを使いこなす
電話は出ずに、メールやテキストメッセージ等のコミュニケーションを好むらしい。そうすることで、自分のスケジュールに集中する、という。恐らく、メール等への対応時間をスケジュールに組み込んでいて、その時間に対応すべきことは全て対応しているのだろう。一方で、電話などの不意な連絡が来ると、元々たてていたスケジュールにカットインしてくるので、それらを諦めないといけなくなる。
確かにね、と。そして思うのは、メール処理の時間は明確にスケジューリングしておくべきだ、ということだ。
3. いつもマルチタスク
彼は、バッチ処理、と呼ぶらしいが、これには反対。集中をそぐからね。本当に、いつでも、なのか。恐らく、集中をそこまで要さないタスクについて、マルチにかぶせているのかな、と。まあ、これは、実行しない項目の一つ。
4. 予定の最適化
これが最も興味深い。世界で最も大きなパフォーマンスを出す人は、どのように予定を組み立てているのか。結論から書くと、カレンダーを5分単位に分割して、それを、もっと良くするための最適化を図っているらしい。つい最近、シリコンバレーのベンチャーキャピタリストは、15分単位で打ち合わせを入れるという話をしていたところだが、イーロンマスクは、5分単位で予定を組んでいるというので少し驚かされる。
隙間時間の5分を有効活用する、というアジェンダではなく、計画レイヤーで5分で設計する、っていうのは結構驚きだ。5分レベルで超集中で異なるタスクに集中することを積み重ねている、ということを意味するだろう。恐らくバッファ時間も少なからず設けていることだろうが、それぞれのタスクでどの程度時間がかかるか、の見立ての精度がかなり高いのだろう。
誰かとの打ち合わせにおいて、その誰かのパフォーマンスのコントローラビリティがその打ち合わせの所要時間の精度を左右すると思うが、きっと、そのような打ち合わせでもアジェンダ設定が明確で、計画時間を超えることも少ないのではないだろうか。また、その打ち合わせに出席する人の水準も高いことだろう。
おわりに
- メール処理時間はスケジュールに組み込む(なんとなく処理時間を決めない)
- 5分単位でスケジューリングする
これらは、今から実践する!打倒イーロンマスク!