ビルゲイツと佐藤オオキの共通性
昨日のエントリーの時間創出の話の流れで、ビルゲイツの仕事時間の話。人間はみな1日24時間という制約の中で平等な環境にいるわけですが、にもかかわらず、他の大多数ではなかなか届かない存在になった超一流の人はどのような時間の使い方をしているか、というのはとても気になる話だし、参考にしたかったりしますよね。
この記事では、日本マイクロソフト会長の樋口さんがビルゲイツと一緒に仕事をした時の様子を書いています。箇条書きで引用すると、こんな感じ。
- 普通「おいしいものを食べに行こうか」「ちょっと観光しようか」とかあると思うんですが、まったく興味がない
- 日本食を食べているのは見たことない。ハンバーガー以外を食べているところを見たことがない
- とにかく「近いところ」ということで、起きてすぐ仕事ができる所に泊まる
- 成田からの移動も全部打ち合わせの時間に割かれていた
- 移動中もずっと質問の嵐というか、質問を浴びせかけられる感じです。「日本の人口はいま何人か?」「小学生は何人いるか?」「中学生は何人いるか?」「そしたらこの製品は何台売れるんだ?」
仕事以外には興味がなくて、有限な時間を仕事に費やしたい、ということでしょうね。日本テレビのAnother Skyで、少し前に、佐藤オオキさんが出ているのですが、彼の生活に似ていますね。佐藤オオキさんの場合は、複数の引用になりますが。
- 出張先のミラノでは、オフィスから超近いホテルに宿泊
- ミラノにある観光名所には全く興味がない
- 食事は、いつも同じサンドイッチを食す(日本では、同じソバを食す)
- 朝10時から夜中27時まで仕事。デザインするか寝るか
似ている。。。
ちなみに、佐藤オオキさんは、Appleのスティーブジョブズと同様に同じ洋服を毎日着続けている、という行動習慣もありますね。
共通する行動習慣としては、こんな感じでしょうか。
- 移動や宿泊などの"移動"の時間を極力短縮している
- 食事時間は決断回数を減らし、集中力を減らさない
- 仕事以外の事柄に注意を向けない
仕事以外のモノを極力省いて、仕事に最適化した時間の使い方をしている、ということですね。本当に仕事が好き、ということなのでしょうね。