スタジオジブリ作品は、全てを子供に見せてあげて、好きな作品を選んでもらえば良い
「スタジオジブリ総選挙」のトップ5
最近、ジブリ映画がテレビで放送されていますね。秋のジブリ祭り的な。1歳の娘も、ポニョにはくぎ付けでした。で、少し前にあったのが、「スタジオジブリ総選挙」。トップ1はこちら。
2-5位は、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」「もののけ姫」。まさにふむふむである。「千と千尋の神隠し」は、全国5劇場で上映されるという。
スタジオジブリの映画興行ランキングのトップ10
ちなみに、各映画が上映されていたときの興行ランキングのトップ10がこちら。
この映画興行ランキングと、冒頭の総選挙の結果をみると、「千と千尋の神隠し」と「もののけ姫」しか重ならない所が興味深い。
勝手な考察をしてみると、「千と千尋の神隠し」は、さすがに興行成績がトップなだけあって、カスタマへのリーチ量はダントツ。そのリーチ量が総選挙1位に押し上げたのだろう。
一方、「もののけ姫」がトップ5に食い込んでいるのはなぜか?恐らくだが、もののけ姫が、本当に、スタジオジブリをメジャーにした作品なのではないか。興行ランキングトップ10のほとんどは「もののけ姫」後なことをみると、「もののけ姫」がスタジオジブリを見ることが「当たり前」にしたのではないか。
逆に、「風の谷のナウシカ」「天空の城ラピュタ」「魔女の宅急便」は、スタジオジブリの初期の作品だ。これらが、トップ5に入っているのは、作品のクオリティの高さを示しているだろう。
当時は、マス層へのリーチができていなかったわけだが、長い月日を経て、なおその作品のファンを増やしているのだから。データはないが、テレビ放映の視聴率やレンタルビデオのレンタル数のランキングをとると、これらの作品が上位に食い込んでくるのだろう。
子供には、スタジオジブリ作品を全てみせてあげよう
さて、僕の好きな作品は、というと、「天空の城ラピュタ」がトップ。ロマンとロマンスが詰まっている。スピード感のあるストーリー展開と、想像力が掻き立てられる世界観に魅せられる。テレビで放映されるときにはつい見てしまう。HDDに録画しているにもかかわらず。
でも、仮に、幼稚園や小学生に、何が一番好きか?と聞いてみると、「崖の上のポニュ」かもしれないし、中学生に聞いてみると、「コクリコ坂」かもしれない。いやいや、「紅の豚」か?!
何が言いたいか、というと、総選挙も興行成績も、その人にとってはどうでもよいことなのだ。その人にとってのスタジオジブリ作品のトップ1があればいい。
逆に言えば、色々な世代の色々な人が、自分だけのスタジオジブリ作品ができる。そんなクオリティの高い作品ばかりっていう贅沢さ。そんな風にランキングを見ながら思ったのです。
子供たちに、全ての作品を見せてあげればいい。そして、自分の好きな作品を選んでもらえばいい。そんな贅沢な時間をくれて、ありがとう、スタジオジブリ。
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