たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

イチローの7つの名言

前のエントリーでイチローのことについて触れていたら、Numberがイチロー特集でした。41歳のイチロー。野球で世界の頂点を極めた男も、選手生活の終盤に差し掛かっている。そんなイチローが何を考え、何を行動しているか。実に興味深い内容だった。

 

特集の中では、背番号51のイチローの51個の名言が紹介されている。既に、広く知れ渡っている名言が多いが、敢えて、7つの名言をピックアップした。多くの場合、名言が紹介されているだけなので、ここでは、その名言をどのように捉えたか、について明文化しておこうと思う。

 

1. 感覚だけでは長続きしない

2002年のシーズンオフのインタビューで。

イチローの行動には全て理由がある。非常に論理的な選手であるイチロー。なぜ、理由を求めるか、というと。感覚だけでなし得る結果は、再現性がない、から。一度や二度は、感覚だけで成功するかもしれない。しかし、XXだから、XXできる、という理由のセットが、成功の再現性を高める。

 

2. 準備というのは、言い訳の材料となり得るものを排除していくこと

同じく、2002年のシーズンオフのインタビューで。

僕が最も好きな名言。イチローは準備をする。まるで精密機械のように、同じ時間に同じ準備をするという。その準備内容は、成功するための全ての要素を考え抜いて、何度も練習して、身体にしみつけるということ。イチローイチローにしているゆえん。

 

3. 余韻に浸ったりするとロクなことがない

2003年 4打数4安打2本塁打の後に。

結果は過去のこと。仮に成功した結果を得たとしても、次も成功するとは限らない。良い結果に浸る時間が、次の失敗を呼び込む、ということ。イチローは、これまで、ではなく、これから、の目線で生きている。

 

4. 勝ちを待っていてはなかなか来ない。掴みにいかないといけない

2003年 サヨナラ負けを喫して。

世の中には、受動と能動の二つに行動が分かれるが、受動は結果をコントロールできないが、能動はある程度結果をコントロールできると思われる。常に先手を打ち、キャスティングボードを握る様なプロアクティブな行動が必要。

 

5. ムダなことを考えて、ムダなことをしないと、伸びません

2004年 シーズン前に様々なことを試すことについてきかれて。

成長するためには、同じことをずっとやっていてもダメで、新しいことに挑戦しないといけない。新しいことに挑戦することは、何かに仮説を持ち、それを検証することでもあるわけだが、その行動プロセス自体が、ある目線ではムダなことにも見えることもある。しかし、その仮説検証の学びのプロセスが成長を導いていく。

 

6. 小さいことを積み重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道

2004年 258安打の記録更新直後の会見で。

これは、前のエントリーに通じますね。継続、が大事。継続しないと大きな結果は得られない。かく言う、僕は、継続することは大嫌いでした。というか、継続することの概念すらなかった。でも、壁に打ち当たって、その壁を越えるためには、継続するしかなかったのですよね。その継続性の世界では、イチローは神、なのです。

 

7. 毎日、全力を振り絞っているし、余力なんてまったくない。それがあったら問題

イチローは、21世紀を代表する世界的な野球選手だと思うのだけど、野球選手という枠を外したとしても、21世紀を代表する地球人なのではないかな、と思うのですよね。スティーブジョブズと同じレベル。

この言葉は、2011年 連続200安打が途切れた際の会見の言葉なのですが、イチローの野球であり、仕事に対するスタンスが正確に表現されている名言だ。だから、イチローなのだ、という言葉。僕たちは、本当に毎日"全力"で仕事をしているのか?生きているのか?自分のスタンスを見つめさせられる言葉だ。