たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

子供とテレビゲームの最適な関係

小学校入学からテレビゲーム解禁

上の子は小学一年生なのですが、小学一年生のとあるタイミングまで、テレビゲームはNGでした。ゲームを続けていると、貴重な人生、時間を費やしてしまうのは、もったいないな、と思っていたので。

でも、小学校に入ると、同級生の子が普通にテレビゲームをしているので、OKにしました。幼稚園の時からテレビゲームをする子はいるのですが、小学校になると、よりテレビゲームで遊ぶ子の人数シェア、または、それぞれの子の遊びのテレビゲームの時間シェアが高まるように思えます。

テレビゲームのメリデメ

そんな風に考えて、同級生との会話が厳しくなるとかわいそうだな、と思い、テレビゲームをOKにしています。ただし、1日30分。今のところ、この運用は結構良いかな、と思っているのと、そんな風にしていると、テレビゲームに関する考え方も少し変わってきましたので、良い機会なので、メリデメを書いておきます。よろしければ、ご参考ください~。実は、僕も土日は30分/日、ゲームをするようになっています!

【デメリット】

  • 一定時間を超えて、テレビゲームをやっていくと、目が悪くなる可能性がある
  • ゲームという誰かが作ったルールの中で遊ぶので、ルールを与えられることに慣れてしまう可能性がある。そのルールの枠内だけで考えてしまう
  • テレビゲームをしないと、友達との会話に入れない、成り立たない可能性がある
  • 時間制限をしないと、膨大な時間をゲームに費やしてしまい、他のこと向けの時間が著しく減ってしまう可能性がある

【メリット】

  • ゲーム自体は、プロのクリエイターのクリエイティブに触れることができる(かなりの造りこみなので感心。自分の小さい頃とはレベルが違う)
  • 家族で楽しめるゲームがあるので、みんなで盛り上がれる(任天堂のソフトが多いのか。3DSでやるマリオは、みんなでやってみて楽しめる)
  • 工夫をしてゲームをクリアすると、日常生活では得られない爽快感がある

 

「わかるというのは誤解でよい」という前提

坂本龍一のサッポロ 大人エレベータ

色々な大人の方々が、エレベータのとある階で待たれていて、妻夫木聡と会話をしているCM。坂本龍一のバージョンが印象的でした。こちら。

で、少し調べてみると、クリエイティブディレクターは、タグボートの岡康道さんで、プランナーやコピーは同 多田琢さんですね。岡康道さんは、堤真一深津絵里でドラマ化された「恋のチカラ」のモデルの方で、多田琢さんは、ケミストリー等の歌詞を書いている方で、広告業界では伝説的なお二人ですね。なるほど、と。

このCMは、トップクリエイターの価値観に迫る会話を妻夫木聡としているのですが、どこまでが本人からでどこからがコピーなのかが気になるトコロですが、恐らく、かなり本人の言葉なのでしょう。そこまでを引っ張り出すためのテーマ設定が、クリエイティブディレクターやコピーライターの力なのかな、と思います。

人が相手の人をわかることは、とても難しいこと

さて、上のリンクで見て頂いた中に、こんなことを坂本龍一が話しています。

わかるというのは誤解でよい

自分が伝えたいことを、カスタマーにわかってもらうことを期待していないで、好きか嫌いかで良いし、仮に、わかってもらう、とあったとしても、それは恐らく、坂本龍一が伝えたいこととしては伝わっていないことが多いのでしょう。でも、そんな誤解でよいのです、という話でした。

さすが、坂本龍一だなぁ、と。誰もが、伝えたいことが伝わることを志向するものかな、とも思いますが、そんなことを志向するわけでもなく、誤解でよい、という達観。

人が、相手の人のことをわかる、てとても難しいことですものね。坂本龍一の場合、音楽を使ってなので、もっと難しいことなのかもしれません。その難しさに思い悩むのも非効率で、誤解で良いくらいの前提として整理するくらいの方が良いのかもしれません。

そんなCMだったので、CMを見ながら、ちょっと留まったのでした。

たけしの若手への一言(6)  「忙しい」の対処法

「忙しい」とは言わない

基本的に、忙しい、という言葉は使わないことにしている。

昔、みのもんたが、忙しい、疲れた、寒い・暑い、という言葉を使わなければ、仕事には困らない、みたいなことを言っていて、妙に納得したことが起点。寒い・暑いは芸能人ゆえだろうけど、忙しい、疲れた、という言葉は、働く人には全て当てはまるだろう。

仕事を頼む側としては、ネガティブに仕事に向かう人ではなく、ポジティブに仕事に向かう人に、仕事は頼みたいものだから。

「忙しい状態」はある

しかし、言葉にするかしないかは別として、忙しい状態、というのはあると思う。

自分の生産性と持ち時間による生産可能量に対して、仕事量が多い状態において、忙しいと感じるのかな、と思うのだが、そこまで、客観的に、生産可能量と仕事量を比較して、忙しい、と感じている人はいない。

なんとなく、通常よりも仕事量が多いときに、忙しいと感じたりしているのかな、と思う。そんなあやふやな忙しさの見立てなのに、土日出勤をしないといけないと考えだす人も多い。

「忙しい」の対処法

そのように、忙しい、と感じているときには、仕事を書き出してみて、可視化してみると良い。

可視化してみると、自分がやらないといけない仕事が明確になる。そして、どの順番で、仕事をすれば効率的か、それは、どの程度の時間で終わるのか、を見立てることもできる。本当に、持ち時間で終わらないくらい忙しい場合もあるのだが、実は、結構できる場合の方が多いのではないかな、と思う。

仕事は直列

そんな風に書いていると、思い出す言葉がある。

仕事は直列

かのマネックス創業者の松本大さんの言葉だが、とある目的に対して、仕事は有限であり、一気に片付けることもできないで、一つ一つの仕事は直列に並んでいて、順番に仕事を終わらせないといけない(途中分岐してパラレルで推進できる部分は勿論あるが、分岐した後はまた直列がある)ということ。

そう考えたときに、仮に忙しい状態にあったとしても、一つ一つの仕事に超集中して、良い品質のアウトプットを短時間でDoneできるように努めるべきなのですよね。