たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

質の良い習慣

習慣こそが充実した1日を創る

News Picsはライトな記事が多いわけですが、最近はスマートニュースもグノシーもヤフーニュースも見なくなったので、ざっくりと最近起こっていることや、最近起こっていることへの特集記事をさくっと読むのに使っていたりする。 

その中で、この記事があったのだけど、少し興味深かったので、ピックアップ。生産性の話題が上ることは多いが、良い習慣を身につけていると、当然だが生産性は高まっていく。そんな良い習慣を集めたのが、こちらの記事でした。

www.inc.com

世界で最も成功した人たちが教えてくれた、生産性を高める14の習慣

  1.  「時間」ではなく「分」単位で集中する
  2. 一つのことだけに集中する
  3. To Doリストを使わない
  4. 未来の自分に先回りする
  5. 夕食までに帰宅する
  6. 紙のノートを使う
  7. メールを処理するのは1日に2、3回だけ
  8. あらゆる手を使って会議を避ける
  9. ほとんどのことに「ノー」と言う
  10. 「80/20」のルールに従う
  11. ほとんどのことを人に任せる
  12. 手を触れるのは一度だけ
  13. 毎日の朝のルーティンを実践する
  14. エネルギーがすべて

この中で、僕がやっていることは、2、6、10、11、14。結構少ない。。。

やっていないことのうち、導入しようと思ったものについて、少し考えてみる。

1. 「時間」でなく「分」単位で集中する

シリコンバレーのベンチャーキャピタリストは、15分単位で打ち合わせをするという。僕は30分単位の打ち合わせが多いように思うが、打ち合わせは、アジェンダにより時間が決まるので、最適な時間設定ができれば良いのだが、参加者のマインドセットや能力も関係するので、コントロールを仕切ろうとするのは少し難しいところ。

自分のワークでは、分単位で管理したいなと思う。結局、ワークの時間見立ての巧拙によってしまうと思っていて、そういう意味では、3にあるTo Doリストについては、作ってしまうのですよね。分単位で、ワークをパズルのように当てはめることで、時間をうまく使おうとするわけで。3では、カレンダーにあらゆることを書いて、それに従って働く、と本文中にはあるのだけど、結局、To Doリストをリストとして運用するか、カレンダーベースで運用するかの違いにより、運用負荷、ストレスの度合いが異なることを言っているように考えられる。そういう意味では、3も僕は実践しているようだ。

5. 夕食までに帰宅する

移動時間が1時間程度かかるので難しいのが現状。しかし、近い将来には、これを実現できるようにうまく工夫したいところだ。これも、時間管理のスキルや仕組み構築に帰着する話だと思う。家族と仕事の話になるとよく出てくるお話だけど、恐らく夕食までに帰宅する人は世の中のビジネスパーソンの中で1%にも満たないでしょう、日本では少なくとも。これをどう改善していくか、は良いプラクティスになると思う。

7. メールを処理するのは1日に2、3回だけ

朝、日中のどこか一か所、夜(寝る前ではない時間帯)の三つの時間帯にしてしまうようにするのが良いのでは、と考えていたりするのだけど、今のところちょこちょこやってしまうところ。僕は他の人よりもかなり少ない方だけど。

で、少し考えるのは、隙間時間の使い方によるのではないか、と思う。隙間時間であるがゆえに、メールを処理してしまうのだけど、もっと生産性の高いことに隙間時間を使えるのではないか、ということ。人によって異なるとは思うが、よい隙間時間のタスクのはめ方を考えることが必要だということなのかもしれない。メールの処理に使うのはベターではないでのはないか、ということだ。

12. 手を触れるのは一度だけ

郵便物とか請求書とか、何回か手にとり、後で処理しようと考えて、一旦やるのをやめて、またやろうとする、みたいな終わりがなかなか見えない進め方。メールとかアドミ仕事などで頻繁に起きる出来事。手に取るたびに、ムダに何度もその対象について、考え事が起きてしまうわけだ。それらがムダで仕方ない。

元々意識をして行動していたことだが、「手を触れるのは一度だけ」というステートメントのインパクトは大きい。何かが発生したら、その場で解決する、やり遂げる、ということ。これが生産性をとても高める。

13. 毎日の朝のルーティンを実践する

朝が大事なのはわかっているが、その朝をいかに有効に活用するか、はまだ結論が出ていなかったりする。文中には、朝の技師知己として、瞑想、読書、日記、運動、水を飲む、健康的な朝食をとる、などが挙げられていた。どれも良いのだけど、これらを見ていると、何を目的とするか、で朝の最適な過ごし方も変わるよね、と思わされる。

個人的には、最も脳が働く時間帯であるため、より創造的なことに時間を使うべきだと思うが、ゼロサムでもないので、どのように朝を使うか、は常に改善すべきことだと思う。

おわりに

この記事を読んでいたら、この本を思い出した。世界的な金融会社の会長であり、ハーバードで教鞭もするロバートさんの効率的な仕事術の本。Tipsの嵐でたまに読むと、結構参考になることが多い。こちらも、よろしければどうぞ。

売れっ子アーティストが大事にする、一つのコト

少し前の情熱大陸では、こちらの二人がフィーチャーされていました。

  1. mikiko
  2. 吉田ユニ

1. はperfumeの振付師で有名。最近では、今の日本を表現するディレクターて感じでしょうか。リオオリンピックの閉会式で日本のプレゼンテーションをディレクションした一人です。2, はアートディレクターで、よく目にするコマーシャルな広告を形作っています。最近は、渡辺直美や星野源のアートディレクションで有名かもしれません。

mikikoがまず放送され、翌週に吉田ユニが放送されていました。二人のワークスタイルで大事にされていて、放送でフィーチャーされていたのが、こちら。

書くこと

二人それぞれにとって、書くことの意味合いは異なるのですが、二人とも書くことを大事にしていて、とても印象的でした。

mikikoは、アイディエーション、つまり、何かの振り付けを考えるときに書くこともあるのですが、何かの表現の総合ディレクションをすることが生業である中で、その完成度を上げるために足りない何かを見つけたときに、書いている、という行動をしていました。

一方で、吉田ユニは、何もないところから、何かを生み出す、形にするために、モレスキンに何か思い立ったことを書きまくる、という行動をしていました。色々な締め切りが毎日くる中で、オフィスや街の夜カフェ等、色々なところで書いて、何かを生み出していて、とても印象的でした。

二人のアーティストが、書くことを大事にしている、ということ。僕が大事にしていることと共通していて、ちょっとうれしかったのですよね。ということで、最後に、過去エントリーを引用して、終わります。書かないと始まらないよ!

takeshikarei.hatenablog.com

集中するためのすることリスト

なかなか侮れない、メンタリストDaiGoの学習能力

メンタリストDaiGoがたまにテレビに出てきますが、どうもうさんくさい。そのコミュニケーションがあるから、だから何だ、とも思うわけで。だからですが、別にそこまで関心を持って、彼をウォッチしていたりはしていなかったんだけど、タイトルに惹かれて、サクッと読んでみたのが、こちらの本。

読んでみると、彼は、なかなかの野心家であり、能力開発への執着心が相当なレベルということがわかり、少し見直しました。書いてあることは、沢山の本を読み、理論を踏まえながら、彼が実践してみて、よかったことがまとまっているのですが、僕がもともと実践したこともあれば、そうではない新しいこともあり、結構面白かったです。

集中するためのすることリスト

ということで、特に、ひっかかった部分を引用・加工して、箇条書きしておきます。

    1. 無意識のうちに、攻める、という行動を繰り返す。筋肉と同じ。セルフモニタリング効果といい、自分で自分の行動を客観的に観察して、うまくいった・いかない、を評価し、そこからの達成感や反省を行動に活かす
    2. まとまった時間は短く切り、飽きる前に焦らす。そうすることで、最低限片づけないといけない仕事量と処理にかかる時間を意識し、発想が変わる
    3. 集中力が高い人は、自分の集中しやすい環境にこだわり、入ってくる情報やモノ、言葉ですら選び取っている。作業スペースでは、スマホやケータイ、そしてもモノを片づける、引き出しの中に片づける。注意をそらすものを断捨離する
    4. 勉強机にモノを置くならば、水色が最適。水色が学習に適した色。色彩心理学で理論化されている。何かをインプットするには、静かな場所の方が適している
    5. 15分に一度立ち上がるだけで、脳がクリアになる。イスに座る時間を削ることが大事。立っているときは、座っているときに比べて、認知能力や集中力、判断力も大きく上昇する
    6. 間食の時間は血糖値のカーブに合わせる。午後の眠くなる時間の前にヨーグルトを食べ、コーヒーを飲み、10分ほどのパワーナップをし、再び仕事にもどるサイクルを取り入れている
    7. 判断や決断を減らすこと。高い集中力を発揮しなければならなかった仕事も、習慣化することで、集中せずに処理できるようになる。行動することによって疲れるのではなく、小さな意思決定をすることで疲弊する
    8. 運動する習慣には、脳そのものを強化し、疲れにくくする働きもある。運動には人の感情をポジティブにする働きもある。軽いエクササイズは、激しい運動よりも効果が高い。1駅分のウォーキングが良い
    9. できる人ほど良く眠る。人の脳は寝ているときに回復し、学んだことを記憶に定着させる。寝る直前に覚えたことは、余計な情報が入りにくいので、記憶に残りやすい
    10. 目を温めると、目の周りの筋肉の血流が改善される、目の疲れが軽減される
    11. 起きてから2時間が生産性のピーク。朝は誰にも邪魔されずに、人生のタスクと向き合うべき

僕自身が経験則的意識的に、または無意識的に実践していたことが多かったのですが、そんな中、ちょっと面白い概念だったのが、5と11です。

5は、座るのではなく立つことが大事、という話です。仕事をしているときは、30分または60分の会議が多いわけですが、その間は、ずっと座りっぱなしなわけで、実はイマイチなやり方なのでは、と思った次第。昔、一緒に仕事をしていた、いけていた人は、良く会議中歩きながら考え、話していたことを思い出しました。スティーブジョブズもよく散歩会議をしていたとも聞きます。意識的に、この性質を活かせたら、と思いました。

11は、なんとなく、朝は集中力があるよね、と思い、14時くらいまでがシャープかな、とか考えていましたが、起きてから2時間がピークということで、少し仕組みを変える必要があるかな、と思いました。この2時間を何に充当させるか、を決めておくこと。それがさらなる生産性向上のキーなのかな、と思いました。

おわりに

時間は有限で、やりたいことは沢山あるわけです。何をするかの厳選もあれば、何かをしているときのスキルやケーパビリティの向上もあるわけですが、それらの回転速度を上げるための集中力の向上も必要かなと思います。

そういう意味では、この本は、そんな集中力向上のヒントが詰まっており、DaiGo、侮れないな、と思わされます。ぜひ、自分の集中力であり、自分の生産性向上に興味があり、ヒントが欲しい方は読んでみてはいかがでしょうか。