たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

焼きそばU.F.O.の変身の狙い

カップラーメンもカップ焼きそばも昔からよく食べたモノです。色々なメーカーの色々なカップを食べていますが、カップ焼きそばとなると、日清のU.F.O.が想起されますし、随分食べてきたなぁ、と思います。

カップラーメン?いや、U.F.O.です

そんな中、最近子供が食べていたのが、こちら。 (日清ホームページより引用)

製品写真

よく見ると、U.F.O.ではないですか。カップラーメンのカップに焼きそばが入っている見たいです。パッケージを見てみると、商品名部分に「ペロリ」と書かれているのと、商品説明部分に「タピオカ粉入り麺でもっちり食感がたまらない」と。

子供に、「どう、美味しい?」と聞いてみると、「美味しい」と。どうやら、妻は、こちらの別味の商品も購入していた模様。(引用元は同じ)ちょっと僕も食べたくなりました。

製品写真

U.F.O.の商品ラインアップ拡充の狙いの推察

ということで、日清さんが、なぜ、このような商品を出したか?が気になるところです。勝手に推察するとこんな感じかな、と思います。

  1. ターゲットは健康志向の高い女性が中心
  2. ガッツリ食べる、という元々のU.F.O.、カップ焼きそばの型から離した
  3. 具体的には、平皿のカップ焼きそばは、ガッツリ食べるを想起するのでNG
  4. フォントもネーミングも可愛くして、食べることの罪悪感を持たせない仕立て
  5. タピオカの要素を入れることで、低カロリーでお腹が満足できる素材に

個人的には、特に、3が大きいかなと思っています。あの平皿のカップは、スポーツ系の部活の後に、暑苦しい男どもが食べているイメージを想起するのですよね笑。女性が、オフィスでU.F.O.を食べていると、おぉ、今日は大変なんだな、と思ってしまうような気がします。でも、このカップだとパステルな色彩も取り入れていて、春雨スープを食べているかのように、カップ焼きそばを食べられるように思います。

カップ麺市場におけるカップ焼きそばのポジション

少し前のデータで恐縮ですが、こんな数字感のようですね(TPCマーケティング調べを引用)。

種類別売上構成

ラーメンが半数で、その時点が、うどん、焼きそば、の構図。このシェア関係が多いか少ないかは感覚になりますが、リアル店舗ではラーメン屋、うどん屋がほとんであることを考えると、カップ麺における焼きそばのマーケットシェアは善戦していると言えるのではないでしょうか。カップ麺として強い商品ブランドが、U.F.O.や一平ちゃんがあるからかもですね。

おわりに

ミニマルな食事でも書きましたが、最近の僕の健康志向は強めなので、何かカップ麺を食べたい、と思った時には、このU.F.O.を試してみようと思います。上記に書きませんでしたが、通常のU.F.O.のカロリーが約550kcal/食に対して、このペロリU.F.O.のカロリーは約320kcal/食と6割弱だったりするので、魅力的なので。皆さんも、興味を持たれたら、試してみてください〜