たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

SNSとクリエイティブ

広告を考えているときに良くあるシーンとして、今、流行りの広告媒体を使って、うんたらこうたら、的なのはよくあるお話。でも、それらを活用して、それらの広告媒体を利用しようとするに至ったベストプラクティス並の効果を獲得するのはなかなか難しい。

今、流行りと言えば、SNS広告だったりするのだけど、リタゲやらなにやらのフレームワークで、他の広告手段よりも良い指標結果を獲得することはある程度できるだろうが、スマッシュヒットを獲得するには、一つのブレークスルーが必要になってくる。

それは、SNSだけではない、統合的な広告アプローチが一つだったりするし、もう一つとしては、圧倒的なクリエイティブなのかもしれない、とこのyoutubeを見て、思った。

www.youtube.com

約1週間ほど前にアップされた、under armour×長澤まさみの映像は、既に270万再生を超える。銭湯で狂ったように踊る長澤まさみは、テーマにもあるように、誰も見たことがない長澤まさみなわけだけど、このようなコンセプトを考えつくか?がクリエイティブの分岐点になるわけで、実に難しいところだと思う。

under armourは、nikeadidasと比べると小さなスポーツメーカーで、CMなどのオフライン広告にかけられる広告宣伝予算は限られているだろう。としたときに、SNSでバズらせろ!というのは考えがちな発想だと思うが、ここで、本当にバズる映像を創れるかどうか、なわけなのですが、ここが、ロジックの限界てヤツなのですよね、別の見方をすれば。

そんなロジックの限界であり、クリエイティブの可能性を感じさせられたわけで。この映像が流れて一週間も経つのにも関わらず、筆をとってみたわけです。とても面白いケースでした。