たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

テレビカンファレンス時代のエグゼクティブのお作法

仰々しいタイトルにしてみました笑。新型コロナがこれほど大きくなるとは1月時点では全く想像つかなかった。僕はテレビもネットもニュースは見ないので、コロナの言葉すら知らないで過ごしていたのですが、日常生活、経済活動への影響は実に多大です。株式市場の下落は半端なく、もはや株式トレンドは見ないことにしましたが笑(懸命な会社に投資していたら、時間が解決するでしょう)、そんな株式市場でスパイクした企業として、見逃すことができない企業が、zoomです。

少し前に上場したテレビカンファレンス企業で、そのUXの良さから株式市場で好感されていたわけですが、コロナ影響で在宅勤務が推奨されている世の中で、コロナ前後で株価は二倍になってます。最近zoomを使い出した企業や人も多いのではないでしょうか。ネットプロダクトなので勿論ターゲットは世界。コロナは時間差で地理的な影響を及ぼしていっているので、利用者のエリア拡大は国家や企業の打ち出した制約条件下で進み、更に株価は上がるかもしれませんね。成長の先食いと見ることもできるかもしれませんが。

僕もご多分に漏れず、在宅ワークをしています。元々超合理主義なので、在宅ワークは好感しています。会議は勿論あるので、テレカンサービスを使いますが。テレカンを使うと、会議と会議の間の会議室移動がゼロナイズされ、油断するとずっと仕事をし続けられてしまいます。在宅なので会社への移動もなくなり、会議間の移動もなくなると、非コア時間は減少し、価値を創出するための時間は格段に増えます。このような仕事の仕方の変化を生かすか生かさないかは、個人としても企業としても大きな機会であり、脅威になり得ます。また、平日、オフィスのあるエリアに人が集まっていた今までに対して、住居のあるエリアに人が分散している今やこれからを考えると、新しいサービスも出来ていくだろう、と見立てています。

とそんな中、約1週間ぶりに会社に行きました。なぜ、会社に行ったのか?非常に偉い人たちとの会議で説明をしないといけなかったから、です。よく、管理職は早く会社を出よう、家に帰ろう。なぜなら、メンバーが早く帰れるように。みたいなのがあったりしますが。テレビカンファレンス時代では、エグゼクティブはまず在宅でテレカンに入ろう。なぜなら、みんな会社に来ちゃうから。っていうのがあるのかもしれないな、と思った次第です。一般化してみて、例えば、偉い人が3人集まる会議で、1人だけテレカンで家から会議に入って説明するって、無理ゲーだと思うのですよね。そのようなお作法も、今後磨かれていくのかなと思った今日この頃でした。