たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

やりきっているか?(「経営請負人の時代」盛岡康一×南壮一郎)

仕事をしていて大事なコト。仕事中やら昼休みやら飲みの席やらそこかしこででてくる仕事のお話。大事なコト、となると色々なレイヤーとメッシュで話がされるわけだが、こんな話を聞いたことがある人は多いのではないだろうか。

  • できるか、できないか、ではない。やるか、やらないか、が大事

「やらない」と何も始まらない。「できるか」、「できないか」、はやってみないとわからない。そもそも「やらない」と何もわからない。やはり、「やらない」と何も始まらない。「やってみる」と、結構「できたり」する。メッシュの小さなことなら「できる」。でも、「やらない」人が多い。だから、「やった」人が勝つ。「やる」ことが大事。そんな意味合いも含まれている。

 

でも、やったらできるコト、の範囲も実は限られていて、やったらできる、とは限らない領域があったりする。そんな領域があると認識していない人も多いかもしれない。とことんやってみないと、そんな領域に出くわさない。で、そんな領域の話について、本タイトルの対談で、faceebook日本法人事業開発責任者 盛岡康一と、ビズリーチ代表 南壮一郎はしている。読んでいて、ピンとくる人は少ないかも。そこで書かれている内容をこちらに抜粋(原文)。

  • 南「ビジネスパーソンとしての市場価値を考えている方は多いと思いますが、価値を高めていくにはどうしたら良いとお考えですか?」
  • 盛岡「やりきることです。できる・できないではなく、やりきったか・やりきっていないかだと思います。人は失敗するごとに自分の言葉で語れるようになるから、そのバリエーションが多い人ほど価値が高いのではないでしょうか。教科書に書いてあることを読む人よりも、経験を元に語れる人の方が圧倒的に強い。だから、たとえ失敗したとしてもやりきったほうがいいと思います。」

Strongly agree. やりきる、って大変。厳しい局面があって、それを自分自身がなんとかすると決めて、自分が納得がいく最高水準のアウトプットを目指して、考え抜いて、色々な人をなんとか動かして、結果を出す。その背景には、絶対的な自分事化があって、覚悟がある。

 

他人事ではなくて自分事。なんとかなると思っている。誰かがやっているのをちょっと口を加えて見て、なんとなく言葉を発して、やったきになって終わる。そういうのではなくて、全体に自分がなんとかするという熱さ。何かの使命感を背負っていて、鬼気迫る感じ。ちょっとテンションが違くて、背後にオーラがうねっている感じ。そんな姿勢を持って仕事にのぞめているか、のぞめていないか。そんな人については、見ていて、違いが明確。やりきる力を持っている人とは、熱く仕事を一緒にしたいと思わせるものを持っている。

 

最近強く思っている、仕事で大事なコト。それが対談で語られていて、おぉぉ、と思って、取り上げてみました。そんな視点で、自分や周りの人の仕事っぷりを見てみると何か気づきがあるかもしれませんね。