このTweetがいい(2)金言だらけの見城徹さんの呟き
見城徹さんは、現役の経営者の中で、最も波乱万丈な経営者の一人だろう。日本テレビのアナザースカイでその一端を垣間見ることができるが、最近始めた彼のTwitterが金言の嵐な件。数々の修羅場を潜り抜けてきた彼から出てくる呟きは重い。
数ある彼の呟きの中から、敢えて、彼の呟きではない言葉を引用しようと思う。
「君がなんとなく生きた今日は、
— 見城 徹 (@kenjo_toru1229) 2018年12月17日
昨日死んでいった人達が、どうしても生きたかった大切な明日だ。」
アメリカ原住民に伝わる言葉である。
人生の中で最も恵まれた季節を、なんとなく生きるな。
失恋してもいい。失敗してもいい。
勇気を出して、自分が夢中になれる何かに一歩を踏み出してくれ。
ここで、いきなり、かのアップル創業者であるスティーブジョブズの名言も引用させて頂く。
もし今日が人生最後の日だとしたら、今やろうとしていることは 本当に自分のやりたいことだろうか?
似ているようだけど、少し違う。どちらも、今日一日の尊さを際立たせていて、精一杯生きよう、と背中を押す言葉だ。しかし、あくまで、スティーブジョブズは自分の人生を見つめ、自分の内なる声を捉え、従おうという考え方なのだけど、見城徹さんが引用した言葉は、いまある自分の人生の尊さであり、恵まれていることを、そうではない人の人生と比較することで表している。
個人的には、見城徹さんの紹介している言葉の方が好きだ。なんだか、より一日の尊さだったり、使命感を感じるのかもしれない、と。でも、どちらにせよ、毎日の一日一日は尊くて、その尊さを毎日ちゃんと認識して、大事に精一杯生きたいなと思わされました。