たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

一瞬を一生に (市橋織江)

どこかで聞いたことがあるコピーだな。という印象をお持ちの方は、資生堂の「一瞬も一生も美しく」を思い出したのでしょうw。意味合いは全然違うけど、「一瞬」と「一生」ていう、時間目線での両極が、同じステートメントにあるっていうアンビバレンスが、ちょっとひっかかるよね。

ていう文字遊びはおいておいて、要は、写真、の意味合いです。写真てヤツは、流れ行く世界の一瞬を切り取って、一生の思い出にさせる力があるよね、というお話。写真が切り取る一瞬、てヤツは、ある種奇跡に近いかな、と思う。世界中の様々な人が、それぞれの人生であったり、風景を創っているわけだけで、一瞬てヤツは、無限が重なって連続していっているよね、とか思うわけですよね。でも、無限の可能性の中での一瞬の一枚。それは、もう奇跡でしかない。

僕自身は、写真はあまり撮らない方で、子どもの写真を撮るくらい。彼の成長の一瞬を残したい、というのが背景。最近、奥さんが、市橋織江の写真集でとある創作をしていて、彼女の写真集を見て、思ったのがヘッドコピーだったりするわけですね。

市橋織江は、今最もホットな写真家。最近のナショナルクライアントの主だった広告のポスターや映像も含めて、市橋織江が担当しているケースはとても多い。こちらを見て頂ければ、そのホット具合がわかるでしょう。で、その写真集を僕も沢山みてみて、思ったわけですね。

この世界は、ステキな一瞬が溢れている。そうでない一瞬も沢山あるでしょう。でも、写真で、そんなステキな一瞬を、一生までとは言わないけど、一瞬以外の何かの気づきになるのかもしれないな、と思ったわけです。

デジカメの一眼レフを買おうかな。ステキな一瞬を追い求める過程で、もっとこの世界のステキさに気づくコトができるかも。とか思ったわけです。