たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

ノームコアの道の途中

合理的な僕による非合理な服選び

僕は、かなり合理的な人だと思うのですが、洋服はそこそこ非合理的だと思います。恐らく、大学の頃のバイトで一緒だった人たちの影響です。彼女彼らは、オサレ天下一武道会に出場するような人たちで、オサレへの執着がすごかったです(オサレて笑)。

服飾系の学校に通っているコは勿論自分で洋服を創り、時に、みんな共通の洋服も創ってくれたり。また当時円高だったこともあるのですが、とあるコはヨーロッパ旅行で10着くらい靴を買っていました。

そのような環境にいると、僕もオサレに目覚め、彼女彼らと色々なオサレ話をしましたし、休日には、代官山から渋谷、恵比寿、原宿を経由して、新宿まで買い物に行ったものです。その名残は20代、30代と続きました。僕の場合、自分に合うのもそうですが、他の人が着なさそうな服を着るのが結構好きでした。

40代のおじさんの平日はノームコアへ

そして、40代突入の最近気づいたのですが、おじさんはオサレに向かないw。どうしても、尖ったブランドの服は、ムリをしているように見えてしまいます。落ち着いたブランドの落ち着いた服でオサレをすればよいですが、そのような服は材質に違いはありますが、面白い違いはあまりありません(勿論、色々仕掛けがあるわけですが、色使いは派手でないので。それが悪いわけではないですが)。

そんな状況を鑑みて、最近、ノームコアの道を探り始めました。年相応で、TPO的に全く問題のない服装にするのが良いのではないかと。広告のクリエイティブディレクターです!みたいな人なら別として、仕事をしているほとんどの人にとっては、色を落ち着かせた限定的な服装が、TPOに適していたりすると思います。

ということで、最近は、平日は黒・紺のTシャツで過ごすことにしました。あとは、Yシャツも白と紺です。これらにすることで、仕事で一緒にする人の注意を惹くこともなく、注意を惹くのではないか?という無駄な思考もなくなりますし、服を選択する時だけでない、無駄に注意をはらう必要がなくなって良いな、と思っています。

とはいえ、個人的には、平日はそれでよいとして、週末には遊び心があった方が良いと思っていて、週末に派手な服を着るようにしています。週末も平日と同じ服を着るようになると、ノームコアの道を究めたことになるのでしょうね。

おまけ

ちなみに、ホストのローランドのミニマルライフが話題ですが、共感しています。彼は、本当のお気に入りの服しか持たないようにしているのですが、ノームコアの代表格であるマークザッカーバーグや佐藤オオキが、同じ服を沢山持っているのとは異なります。僕的には、ローランド寄りです(どうでもいいが笑)。

fukudamotohiro.com

ノームコアの背景となる思想としてある、判断回数を減らす、無駄な時間を減らす、等を考えたときには、同じ服とて、微妙な違いが出て、判断が必要になるようにも思うのですよね。(先入れ後出し等のルールが決まっているのかもしれませんが。)加えて、空間の占有率やら圧迫感やらを考えたときには、服は少ないほど良いと思います。

上記のようにノームコアの道を歩んでいるのですが、モノは少数精鋭、モノを持たない、という取り組みも進めています。そして、書いていて思うのですが、多分、老後は、都会ではなく、少し田舎で妻とゆっくりとした時間を過ごすことでしょう笑。そんな気がしてきました。全然ありだと思います。一つ一つのモノやコトを楽しめますものね。