たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

書類データ化ツールの最近のお気に入り

結論から書きますと、MicrosoftのOffice Lensがお気に入りです。なぜ書類データ化ツールを使うか?どの書類データ化ツールが良いか?を順に書いていきますね。

SAPIXの教材の多さをいかにさばくか?

子どもが小4になるのですが、小4になると一気に教材の量が増えます。小3では週に一度の授業で、算数・国語・理科・社会が隔週で、算数・理科、国語・社会で、週当たり2コマだったですが、小4になると、週二回で、算数A・算数B・理科、国語A・国語B・社会、の6コマになり、1コマでも結構な教材の量になるので、一週間の教材量は膨大になります。

この教材の宿題をこなすのは大事なのですが、より勉強ができるようになるためには、解き直しがより大事です。宿題をこなすことは、対象テーマについて、時点での解けた・解けなかったが層別されるのですが、解けなかった状態から解ける状態に変えるのが解き直しなので、解き直しをしないと解ける量は増えていきません。(さらっと書きましたが、この解けるようになるためのプロセスは奥が深いので機会があったら詳述します。)

このプロセスにおいて、教材の整理が必要です。膨大な教材に埋もれるのではなく、適切なタイミングで適切な教材の解き直しができるように環境を整備しておくことが重要です。親も子も、様々なことが起きる日常を過ごしているので、このアクセシビリティが低いと、解き直しをしない、ということが多々おきます。解けなかった問題が解けるようになる量は、解き直した問題量にとある係数(所謂コンバージョン)をかけた結果なので、一つ目のパラメータである解き直した問題量を小さくすると、いかに工夫をしてコンバージョンを高めても、解ける量はそこまで増えません。

そういった背景の中で、ちゃんと解き直しをする、に至るようなアクセシビリティを高めるために、最近僕は、ipadクラウドに、SAPIXの膨大な教材を構造的に整理するようにしました。その時に使うツールが書類データ化ツールです。

プリンターか、スマホのアプリか

書類データ化ツールは、プリンターかスマホのアプリかに大別されると思います。プリンターは、キャノン、エプソン、ブラザーなどがメインプレイヤーで、スキャンをして、クラウドにデータ送信するのに対して、スマホのアプリはカメラで撮って、クラウドにデータ移動してストックします。

どちらが良いか?の基準は、

  1. PDF化時の情報の認識精度
  2. データ化作業のUX

と考えています。1の認識精度はそこまで変わらないかなと思いました。勿論個人差はあると思います。しかし、2ではスマホのアプリがダントツで勝ちます。

  • そもそも、いつでもどこでも、データ化可能
  • クラウドへの転送のし易さ

の二点において、スマホのアプリが余裕で勝ちます。1は当然なのですが、2も日本メーカー特有のSWのUXが厳しいと感じざるを得ません。ということで、僕は、とあるメーカーのプリンターを持っているのですが、スマホのアプリで書類をデータ化しています。

どのスマホのアプリが良いか?

次に考えるのが、この論点です。これは、使ってみるしかありませんが、最終的に、冒頭でも書いたように、MicrosoftのOffice Lensにしました。

判断基準は同様なのですが、どちらも優れているように感じました。そもそもの画像認識が高く、斜めからカメラ撮影しても補正する機能が優れており、かなりきれいにPDF化できます。

また、クラウドへのデータ転送も容易です。Microsoftのアプリということで、熾烈な競争をしているGoogle Driveへの連携は困難なのですが(工数を増やせば可能)、僕はOne Driveをヘビーユースしているので全く問題ありません。全ての教材をOne Driveに格納しています。その後は、iPadでの高いアクセシビリティと、必要に応じてAirPrintで印刷できるので、非常に高い満足度になりました。

冒頭にも書きましたが、教材に埋もれることがなく、すぐに解き直ししたい教材が見つかるのが、クラウドでの構造的な整理、かつ一覧性高く閲覧可能なことによるものなので、データ化するのは大変でしたが、やってよかったです。

おわりに

書類データ化ツールの利用方法を固めたのは、子どもの教材整理がキックでしたが、その流れで、そこかしこにある書類もデータ化しまくって、書類はどんどん捨てています。やはりクラウドiPadのコンビネーションは便利ですね。これは継続していこうと思います。