たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

アディダスが好きすぎる理由

いつからかわからないが、僕はアディダスが好きだ。スニーカーはアディダスを買うし、ジャージを買う場合もアディダスだ。スニーカーは、NewBalanceやNikeも候補にはなるが、最終的にアディダスを買うことが多いし、最近はジャージのシンプルなスタイルを見直し、買ったりするのだが、やはりアディダスになってしまう。

この問いについて、ちゃんと向き合う時が今だ(恐らくほとんどの人がなんのこっちゃ?と思ったに違いないが、今回はそんなテイストです笑)。

早速、ざざっと理由をリストアップしてみた。

  1. アディダスのロゴの三本線がカッコよい
  2. スニーカーでもジャージでも王道っぽい
  3. 大学時代にスニーカーにハマり、アディダスにハマった。その名残り
  4. サッカーはアディダスの印象。子供がサッカーに夢中でその影響も
  5. 近いが、サッカーはスーパースターがずっと履いてきた

このようにリストアップしてみてわかったのだが、僕はアディダスブランディングに命中されている笑。機能等の品質で分かりにくいアパレル領域で、購買意欲が高まった時にブランドが想起され、想起されたブランドの中でアディダスの優先度がダントツに上がっているわけだから。

前述のリストは、ブランドイメージの形成と、若い頃の青田刈りが大きいポイントだ。

僕が大学時代は、ベッカムジダン等のスーパースターがアディダスだった。彼らがアディダスのブランドイメージを強く押し上げた。勿論ナイキも、バスケットのジョーダンやゴルフのタイガーウッズ等のtop of topを起用してきてブランドイメージを一気に上げたのだが、恐らくサッカーという世界で最も愛されているスポーツのブランドイメージを獲っているのが大きいと思う。僕自身、元々バスケットをしていたが、日本でもサッカーの人気がこの20年で高まったことで、その影響を受けているのだと思う。

若い頃の青田刈りも大きいと思う。10代や20代のブランドイメージと、30代や40代のブランドイメージとが異なるブランド、例えば10代にのみ受け入れられるブランドは30代や40代は利用しにくいし、その逆も然りなのだが、アディダスのようなブランドではそのようなことは起きない。そうしたとき、若い頃に利用してもらい、良い利用経験を持ってもらう、刷り込ませることが後に効いてくる。アディダスの場合、スーパースターやスタンスミスなどの鉄板商品を履いたことがある人は多いと思う。その時、無難さもありつつ、かっこ良さも感じてしまうのだ。その原体験がずっと残る。広い年代をターゲットとした商品の場合、若年層へのブランディングをうまく行うことで、Life Time Valueが大きくなる。アディダスはキラー商品があるが故に実にうまくいっているのではないかと思う。ナイキはエアーマックスがあったが、流行は得たが鉄板商品にはならなかったと思う。

ちなみに、僕は、1のアディダスロゴの三本線も大きいと思っている。ナイキのロゴよりも、色々なシーンで利用することができて、アディダスのブランドの刷り込みや想起の確度をあげていると思う。結局、僕は、アディダスの三本線が好きなのだ笑。