たけしの華麗なる消費生活

日常で気づいたコトを書いてます。

ビギナーズラックの正体

子供の授業参観で驚いた、新人先生の活躍

少し前に、子供の授業参観に行きました。今の先生は、卒業したばかりの一年目の先生なのですが、奥さんの話ではかなりしっかりしていると聞いていたのですが、実際に授業を見てみると、結構驚くレベルでした。これで、一年目か、と。具体的には、こんなことを感じました。

  • 授業のテーマに関するプレゼン(説明)は、端的で無駄な情報が極めて少ない。そして、はきはきと明瞭に話すため、非常に聞き取りやすい
  • 授業の内容は、子供の理解が段階的に上がれるようになっている。手を動かしながら、頭で理解する内容だが、そこにはいくつかのトラップもあり、理解の分岐になりそうな部分にフォーカスしながら、明確に理解が積み重ねられるようなっている
  • 30人強の小学生がいれば、騒ぎ立てるシーンも起きかねないが、誰かが騒ぎ出そうとした初期段階でシャープに注意することで、騒ぎが大きくなる種が摘まれていて、授業を着実に進められている

通常の新卒社員が入社した直後よりも、先生の場合は教育実習経験などがあったとはいえ、新卒一年目の22歳から23歳くらいの年次であり経験値で、これほどの品質で授業を進めることができるのは、結構大したものだな、と思ったわけです。

ビギナーズラックの正体

なぜ、彼女は、僕を驚かせるようなクオリティの授業を進めることができたのか?

勿論、彼女が優秀だった、という点はあるとは思うのですが、僕は、ビギナーズラックという言葉を思い出しました。ビギナーズラックは、その名の通り、ビギナーである新人が、運良く結果を出した、というお話なのですが、少し前にレビューとして書いたこちらの本の著者である森岡毅さんが面白いことを書いていました。

takeshikarei.hatenablog.com

内容としては、ビギナーの方は、ビギナーであるがゆえに、その機会に対して、非常に準備をし、望む。一方で、ビギナーでない人は、その機会に慣れているがゆえに十分な準備をして臨む人が少ない。そうしたとき、ビギナーの能力が相対的に実力が不十分だったとしても、その力を100%出しきったりするので、期待値を超えるとか、シニアなライバルに勝てる可能性がある、という話だった。

冒頭の新人の先生は、大学を卒業し、晴れて小学生の先生になれた。だからこそ、しっかりと毎日準備を重ね、毎日の授業を推進しているし、今回の授業参観もそのような準備の下、私たちの期待を超えるような授業を創り、送ることができたのではないか、と思うわけです。要は、彼女がとても努力をしている、継続しているのだろうな、と。

おわりに

そんな風に、授業参観をしながら考えたわけですが、一年を通じたら、先生として、一クラスの運営をしていると、色々なことがあるでしょう。新鮮な彼女の努力を今後も継続してもらえたら、本当に良い先生になれていくのでしょう。頑張ってもらいたいものです。