たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

行動経済学の適用乱発はイヤ

こちらは、行動経済学の本では、なかなか有名です。読んだことがある方も多いのではないでしょうか。影響力の武器。

中身は著名な行動経済学の理論をカバーしており、一読に値すると思いますが、ここで、一つ一つを取り上げるよりかは、キーワードを書くことで、いつでも理論をリサーチできるようにしておこうかな、と思います。

判断のヒューリスティック / コントラストの原理 / 返報性のルール / コミットメントと一貫性 / 最後に断るよりも最初に断る方が簡単 / 行動の持つ魔術的な力 / 本当の信念や感情は、言葉よりも行動に現れる / みんなが同じように考えているときは、誰も深く考えていないときである / 集合的無知 / ハロー効果 / 類似性 / 私たちは自分に似ている人を好む

で、思うんですけど、これらの行動経済学的て、帰納法的に導出した理論なわけなので、日常にその断片が散見され、無意識的に活用している理論があるのは当然なわけですが、これらを意識的にやるのって、広告のコピーでもない限り、イヤな感じがするのは僕だけでしょうか?!

大体、行動経済学のフィールドって、人と人とか、人と物とをつなげるコミュニケーションなように思うのですが、そのコミュニケーションにおいて、とあるコンテクとストの時には、コントラストの原理を利用しているよ、とありありとわかるようなコミュニケーションがなされると、それこそカラーバス効果でイヤだな、とか思うわけです。

例えば、大きな方法論としてのコミュニケーションとして型化されるのは良いと思うのですが、局所局所で行動経済学の理論が型化され、乱発されると、なんだかイヤだな、と思わされるわけです。人間の特性というか、弱みにつけこみやがって的な。

この本を読んで、ふむふむな部分とは思いつつも、そんなことを考えて、ともすれば、シチュエーション別に方法論の適用を型化したろかと思いがちなところで、せめぎあったよ、というのをここでご報告したいと思います。

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