たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

英会話サービスは、定量的なプロセス指標の訴求で、顧客を獲得してはどうか?

いつの時代も変わらない、英会話サービスの玉石混交さ

昔も今も、沢山の事業者が英会話サービスを展開しているなぁ。と電車の中で、移り変わる、英会話学校の交通広告を見て思ったわけです。最近では、GABAやAEONなどの対面型の英会話だけでなく、英語圏の海外在住の現地人とSkype等を介したクラウド型の英会話等、ビジネスモデルであり、サービスのデリバリの仕方は色々なわけですが、玉石混交な風景は、昔も今も変わりません。

どのような英会話サービスが良いのか?

結局、どのような英語サービスが良いのか?という問いに対する回答としては、目的により異なるわけですが、どの目的の場合でも、目的を達成できるサービスが良い、と答えることができるのかな、と思います。当たり前ですが。

そういう意味で、昔、TOEICで点数を上げよう、と思い立った時に知り、利用したこちらのサービスはとても良かったです。

すみれ塾 - 中村澄子 -

ここは、英会話ではなく、TOEICに特化していて、点数をあげるために、非常にテクニカルな講義をしていました。セミナーを受けて、そこで指南を受けた内容を毎日やってたら、1か月後くらいのTOEICのテストで、三桁規模で点数があがって、800点中盤くらいまでいきました。素直に、そこで指南されたことだけをやっただけなのですが。

英会話サービスのプロセス指標の意味合い

で、思うのですが、英会話サービスは、結果がわかりにくいのが玉石混交な状況に陥らせているのかな、と。英会話には、TOEICのようなわかりやすい定量的な結果指標がないのですよね。ビジネスレベルなのか日常レベルなのか程度で、その基準は人であり会社で曖昧です。

だから、英会話サービスは、回数と価格のセットと予約のしやすさ、教師の属性や教室の雰囲気程度の情報しか広告に現れてこないのですが、定量的な結果指標を出せない以上、プロセス指標で代替できないですかね、と。

英語が話せるようになるためには、英会話授業などを継続しないといけないし、効果的に継続しないといけない、のは言語習得上自明かなと思うのですが、そうしたとき、その英会話サービスの受講者は、平均何回受講しているか、とか、各コースで決められている回数を全て受講した人の割合はどの程度か、とか、恐らくあるだろう英語レベルについてどの程度ステップアップしたか、等のプロセス指標について、何らかの定量化をはかった情報は提供できるのではないか、と思うわけですね。

例えば、各コースで決められている回数を全て受講した人の割合はどの程度か、の数字て、とても雄弁ですよね。基本、英会話スクールは、回数制で分割か一括かの支払い方の違いこそあれ、とても高価なわけで、その支払ったお金について、少なくともちゃんとサービスを受けたか、なんてとても大事だと思いますし、その数字が高いということは、その英会話サービスが受講者に継続してもらうために取組んでいるだろう多面的なサービス品質の高さも物語るわけですから。 

おわりに

ひょっとしたら、生徒の受講率が低いがゆえに、教師の数が少なくて済む、みたいなのはあるかもしれません。生徒の受講率と教師の稼働率とから教師の人数を逆算して、人件費を下げる、とかね。でも、それって、サービスを提供する目的から外れた打ち手ですから論外だったりしますよね。本来的には、先のようなプロセス指標であり、本来的には結果指標としてある英会話の能力向上こそが、そのサービス事業者の社会貢献であるし、結果的に、生徒の満足度は上がり、リピート率の向上や、紹介客の増加などのトップライン拡大や、集客コストの低減などに寄与したりするのかな、と勝手に考えたりしました。

と、英会話サービスについては、全く知らないわけですが、電車に乗っていて、いつもどこかの英会話サービスの広告を目にするなぁ、というところで、ふと考えたのでした。

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