たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

子供との会話と、「考える」能力

この記事は、シンプルなのだけど、子供の思考を鍛えるという意味で、とても本質をついているかな、と思います。

haretal.jp

「考える子」はいつもの会話で育つ、という切り口で書かれていて、日常の中で、目にしたもの、耳にしたものなどについて、疑問を感じたり、もっと知ろうわかろうとする、という過程が大事であり、会話を通じて、そのような問いを織り交ぜると良いよね、という話です。よくある言葉でまとめてしまうと、好奇心、を駆り立てる会話習慣とでもいうのでしょうか。

裏返せば、日常の会話の展開を分析すると、考える習慣がある人と、考えないで右から左に流す人、もしくは、知的好奇心がある人とない人、とがわかってしまうとも言えると思います。実際に、だれだれがどうだとか、why so? so what?がない人とか、オーソライズされた何かに囚われていて、その人の介在価値、存在がみられない会話をする人は散見されるわけですが、大人になってからのそんな会話の分類をも思わせる内容でした。

話を戻すと、ちょっと前にコンサルティングの仕事をしているとき、とても優秀な人で、知的好奇心の塊のような人で、リベラルアーツを深いレベルまで学び、活動としてもしていたような人だったのですが、なぜか、という疑問を仕事だけではなく、目にする何かについて、常に考えているのがとても印象的でした。

キーとなるのは、なぜか?と考えることと、その答えを考えること、そして、その答えを考える過程で何かにつなげること、が大事なのかな、と思います。つなげる、とは、ただ答えを考えるだけではなく、他の何かとの関係を考えることでもあり、世界を理解する意味で、とても重要だったりするのかな、とか思ったりしています。

と、色々書いていましたが、子供との会話の中では、そのようなことを意識して、一つ一つの会話に参加すると、とても良いなぁ、と思いました。