たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

全員を笑わすにはどうすればいいか?

先週末にEテレでやっていた達人達の渡辺直美ムロツヨシの対談が面白かった。二人とも、ご機嫌なキャラクタで最近の人気は凄いわけなのだけど、二人とも哀しい過去を経験していて、そんな環境をなんとかするべく、「笑い」を大事にして、今の仕事に至っているということ。明石家さんまと共通する部分だったりするのだけど、その話はまた別途。

そして、渡辺直美が不意に話していた言葉が、良かった。

人が笑っているのが好き

こんなことも言っていた。

全員笑うってどうすればいいの?っていう、日々の挑戦

とても刺さった言葉でした。

なんだか、いい考え方だな、と。自分が幸せになるには、自分が欲しいモノやコトを得るっていうのもあるけれど、自分が大事にする人や、目の前やその先にいる人を笑顔でいるのを目にしたときに、自分も幸せを感じる、っていうのがあると思う。そんな幸せの積み重ねが人生の彩りをより良くするのではないか、と思うわけです。

そう考えたとき、彼女の「全員笑うってどうすればいいの?」というのは、良い問いだな、と思うわけです。この問いは、芸人ではない普通のビジネスパーソンが、自社のサービス・商品の企画を通じたクライアントやカスタマを笑顔にするための問いでもあるし、社内の関係部署とのやり取りをいかに円滑にして、仕事しやすくするか(そうすると相手はうれしい)、よりよいモノやコトを協創するための問いにもなると思う。

また、日常生活でも同じで、週末や仕事が終わって、疲れていたとしても、その疲れを出すことで、目の前の大事な人にうんざりさせることで、自分もさらにネガティブになるよりも、疲れを見せずに楽しい話を家族からうんうん聞いて、楽しそうに話す家族の顔を見る方が、疲れを忘れさせ、ちょっと幸せになれるだろう。

そう考えたとき、「全員を笑わすにはどうすればいいか?」の問いって、すごーーーくいいな、と思ったわけです。インスタで日本一っていうのは、フロックではないわけですよ。