たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

COMME des GARÇONSと川久保玲の言葉と僕

六本木のミッドタウンがリニューアル気味で、その店舗の一つに、COMME des GARÇONSの直営店があるそうです。インスタでとある方が写真を上げていたので、その引用ですが、このようなコピーがあるみたい。

常にあなたを他の誰かのようにしようとする世の中で他の誰でもない自分でいること、それは人間にとって最も過酷な戦いに挑むことを意味する。戦いを諦めてはならない

恐らく、デザイナーの川久保玲の意思が込められているコピーでしょう。彼女の言葉にはとても力があって、全然異なる仕事をしているけど、インスピレーションをとても受けるわけです。

簡単に達成できてしまうのはつまらないですよね。頑張って、苦しい思いをしたからこそ得られる達成感について考えながら、わたしは仕事をします

すぐ着られる簡単な服で満足している人が増えています。他の人と同じ服を着て、そのことに何の疑問も抱かない。服装のことだけではありません。最近の人は強いもの、格好いいもの、新しいものはなくても、今をなんとなく過ごせればいい、と。情熱や興奮、怒り、現状を打ち破ろうという意欲が弱まってきている。そんな風潮に危惧を感じています

一瞬でも満足してしまうと、次が作れなくなるのではないかと不安になります。この仕事を続けるかぎり、わたしは新たなものを求めていなければならない。ですから、そうした飢えのような、乾きのようなものが必要なのです

作り手の側も1番を目指さないとダメ。『2番じゃダメですか』と言い放った政治家がいました。けれども、結果は1番じゃなくても、少なくともその気持ちで臨まなければ。1番を目指すから世界のトップクラスにいることができる

本当は私だってそんなに強くはないですよ。ただ、強気のふりも時には必要です

新しい何かを創るコト、それをリードするヒトの思考がクリスタライズされた言葉だと思うわけですね。川久保玲の生き方とか考え方には、とても惹かれます。

大学時代から、COMME des GARÇONSは好きで、色々なシリーズをちょこちょこ買っているのですが、つい先日も買いました。最近物欲がかなりなくて、あんまり欲しいモノに出会わなくなっていますが、やはり、COMME des GARÇONSは、目を止まらせ、心を動かす何かがあると思うのですよね。

珍しく消費生活的なお話でした!