たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

飲み会と勉強会を分ける要素

業界が変わると業務も変わる

少し前に、新卒同期と飲んでいたのですが、新卒同期は活きが良く活躍していて、仕事の話をしても熱く盛り上がることが多い。起業した人のスペシャルな話を掘り下げて聞くのも面白いのだけど、何気ない業務の詳細を掘り下げて話を聞くのも結構面白い。

そこで思ったのだけど、業界や会社が変わると、当たり前だけど仕事や業務も変わる。これは何を言っているかというと、会社や事業を成立させるために、業務や機能があり、組織があるわけだけど、業界が変わると、大事な業務や機能が大きく変わる、ということ。

例えば、メーカーだと、在庫の概念がかなりのポジションを占めて、在庫次第で利益は大きく増減することになる。としたときに、事業管理の部署は機能特化が進み、入社以来ずっと事業管理をしている人もいたりする。そこで本当にスペシャルな進化が起きているかどうかは別なのだが、投下している時間はやはり多いので、事業管理としてのそもそものスコープや組織や会議体の仕組み等の成熟度は高くて、参考になる部分は多い。

良い飲み会は勉強会になる

そんな風に、一見ただ酒を飲んでわいわい騒ぐっていう飲み会もあるのだけど、話の流れで、興味が湧いたトピックについては、一気に解像度を上げてその詳細について議論とかすると、ただの飲み会がちょっとした勉強会になって、自分の仕事や組織のアジェンダになってりっていうのもあるよね、っていうのを客観的に思いました。まあ、一緒に飲む人がそこそこ優秀でないと、解像度が上がらないので、学びもないので、一緒に飲む人が大事。

あと、そもそも解像度を上げることができるか、があるのだけど、まず、自分の業務や機能について、ちゃんと解像度を高く理解できているということが、他の業界や会社の当該の業務や機能に関する感度を高くするのではないか、と思う。違いに気づけないと学びはないのだけど、違いは、ざっくり議論していても見つからず、解像度を高く議論しないと見つからないのだけど、ベースは自分の会社の業務や機能に関する解像度の高い理解であり、他の業界や会社についても質問もできないし、理解もできないよ、ということ。

ということで、自分がなんとなくではなく解像度高く仕事をしていて、飲み会の相手が優秀だったりすると、飲み会は勉強会にもなる。ふと、そんな要素を考えたのでした。