たけしの華麗なる消費生活

たけしが、華麗なる毎日にであったモノやコトやシコウについてのメモ。JPとUSのVisionary Company、Management Consulting Firm、MarketingやBusiness Development、Business Strategyな経験からか、そもそもだからなのか、かなり自由な風味で書き綴っております^^ 更新は、毎週月・水・金曜です

妖怪ウォッチは人気を保ち続けることができるのか?

結論から言うと、NO。今週の新しいシリーズを見て、思いました。ドラえもん等の様に世代を超えて、人気を継続させることができないコンテンツなのだ、と。

 

妖怪ウォッチの人気は落ちていくだろう

昨年末の映画で、初週週末の来場者数の日本映画記録をつくったのが懐かしいですが、少しずつ、今のコンテンツに飽きがきています。年頃の子供を持つ親御さんは薄々感じている所でしょう。相変わらず、クロスメディア戦略は続いているし、ライセンスビジネスも幅広くて露出は多いわけなのですが、昨年末に比較すると、衰えは感じざるを得ないかな、と。

そんな中、少年が主人公である現ストーリーに加えて、女の子が主人公である新ストーリーが始まる話を聞いたのは、一ヶ月くらい前。なるほど、レベル5は打ち手が早い。飽きが明らかに顕在化する前に、新しいストーリーを追加して、カスタマの興味関心を維持しようとしたわけですね。

さて、その新ストーリーを今日息子とビデオを見て起こったこと。つまらない。息子の反応の薄さ、というか、ほとんど反応がなかった。面白くない、という発言もでる始末。これは、アカン、やつです。途中で見るのを辞めてしまいました。はてさて、これは、どういうことなのだろうか。整理してみると、こんな感じかな、と。

  • 新しいストーリーの追加は危険。今までのストーリーやキャラへの認知等のアセットがリセットに。新しいアニメを初めて、人気を取るのと同じ難しさ
  • そして、そのストーリー構成に無理がある。妖怪ウォッチなのに、妖怪なのに、宇宙の話っていう無理さ。別の基軸を出したかったのだろうが、バランスが悪すぎて混乱。ストーリーに入りにくい
  • 主人公がオタクってどうなのか、と。オタクしゃべりは、普通にイラつくレベル。元々は普通の男の子が主役だったので感情移入しやすかったが、これはしにくい

新しいストーリーの追加は、てこ入れになるどころか、培ったアセットを捨て去っている。もったいない打ち手です。(現ストーリーは終わったわけではないので、一応リスクヘッジさせていて、新ストーリーの人気が立ち上がらなかったら、現ストーリーの比率を高めて、元に戻していくみたいなことはするのかもしれないですがね。)

で、新しい妖怪ウォッチということで、これまでのメダルでは反応しないモデルを売り出すようで、親としては、また何度も同じ様なモノを買わせるのか、と溜め息です。このような施策を、このコンテンツであり玩具会社は、今後も何度も何度もするのか、と。これを機に、妖怪ウォッチから距離を取らせる人は多いのではないでしょうか。

 

世代を超えて人気を保つ方法

それにしても、世代を超えて、人気を保ち続けるのは難しいですね。ドラえもんピカチュウ等が最たるものですが、恐らく妖怪ウォッチは難しいでしょう。そのようなキャラクタにはなれない。そもそもこのように、新しい主人公で新ストーリーをつくるのは、自ら白旗を上げているに近いですよね。仮に今の新ストーリーが人気が出たとして、また人気が落ちたら、また新ストーリーをつくるのか、という話であって、それを繰り返すことで世代を超えて人気を保ち続けることはとても難しいし、それは、人気を保っていると言いにくいと思うからです。

人気を保ち続けるためにどうすれば良いか?全く異なる業界の話ですが、セブンイレブンが参考になるのでは、と思っています。セブンイレブンは、同じ商品でも継続的に改善を重ねて、カスタマが飽きない様に、すこしずつ味を変えているのだそうです。コンビニの食べ物だけではなくて、子供向けコンテンツも同じなのではないかな、と思うわけです。要は、新ストーリーを加えるのではなくて、カスタマが飽きない様に、元々のストーリーを 丁寧に改善していくべきだった、と。

ということで、半年も経てば、どんな結果になったかわかるでしょう。どんな結果になっているでしょうかね。楽しみに待ちたいと思います。