たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

ママを応援する会社 (Connehito)

ママを応援するサービス

自分が子育てをする父親だからだろうけど、子育て関連サービスへの関心は高く、情報として引っかかるケースは多い。で、THE BRIDGEのエントリーで、Connehitoという会社を知った。最近資金調達したようなのですが、この会社は何をする会社なのかというと、お母さんを応援するサービスを提供していて、主に二つのサイトを提供している模様。

  • ママリ:妊娠・出産・子育ての疑問を解決するハウツーサイト
  • ママリQ:ユーザーによるQ&Aサイト

どちらも、悩めるママの課題を解決するためのサイトなのだけど、僕自身がこのサイトでありこの会社を応援したくなるよね、という印象を持ちました。サイトを見てみて。

 

「ママリ」を見て思ったコト

nanapiを代表とするハウツーサイトを見て思うのは、これは役に立つでしょう!というような情報が蓄積されているのだけど、自分に役に立つ情報を探すのが難しいことがあがるかな、と思う。

基本的なサイトの見方としては、こんな感じなのだけど、

  • カテゴリー等でサイトの奥深くに入っていく(例えば、「しつけ・お世話」)
  • 人気まとめを、スクロールしながら、関心が高いエントリーを探す
  • 幾つかのエントリーは実際に読んでみる

けど、役に立つページはなかなか見つからない。だから、実際には、検索ワードから探してみるのだけど(例えば、「夜泣き」)、

  • 同じ様なタイトルが沢山あって、どれを読めばいいかわからない
  • 幾つかを読んでみるけど、同じ様な内容のエントリーが乱発している
  • 内容としても、幅や深さも弱くて、課題を網羅的に解決するに至らない

やっぱり、役に立つページがなかなか見つからない。だから、ハウツーサイトにいかないといけないのか?!という疑問は生じてしまうのですよね。普通に、googleで検索すれば良いのでは?!とか思ってしまう。

よって、このような↓ U/Iは必須なのでは、と当該サイトを見つつ、文章を走らせながら思ったりしたのですが、どうなんですかね?just ideaなのですが。

  • 検索結果(例えば、カテゴリ階層や検索ワード、の結果)では、view数順に閲覧可能にする
  • 良質な記事を書かれるライターの検索軸を充実させる(ライター別記事一覧はあるが、自分が関心があるテーマとライターとを組み合わせた検索を容易にしたりする)
  • 役に立つと思った記事はクリップできるようにする(cook padと同様)

要は、良い記事に出会い易くするのと、良い記事で役に立ち易くするとうれしいのですよね。使い手目線で、無数の工夫があるのかな、と思います。

 

 

「ママリQ」を見て思ったコト

こちらも、ちょこちょこ見てみたのですが、「ママリ」よりも情報の質に難あり、だな、と(汗。世の中に出回っているQ&Aサイト全般に言えると思うのだけど、

  • Questionの内容が浅い。そもそも、それは、Questionなのか?な内容が多い
  • Answer側も、それは解決に至らせる内容か?な内容が多い
  • で、それらのエントリーが連発され、埋め尽くされている

ということで、役に立つ情報に出くわすまで、えらい時間がかかってしまう。これは、Question側とAnswer側双方で課題があって、解決を施す必要があるのでしょうね。で、近いようで遠い事例として、医療情報サービスをしている、「メドレー」がありますね。


MEDLEY(メドレー) 医療情報サイト

特徴として、情報の質にとことん拘っている点があるかな、と思います。

  • 専門家による監修の結果として、医学的に妥当と判断された情報とそうでないものを明確に区別

  • 専門家の中でも意見が分かれている情報、さまざまな見解があり得る情報についても、それを明示して提供する

  • 編集チームがチェックした最新ニュースや、専門家による加筆修正やコメントを反映して、常時情報を更新する

  • 利用者からの投稿(体験談や口コミ等)については、必要に応じて個人情報保護のためのチェックとデータ加工を行う等、専門チームによる編集・運営体制で提供

こういった取組みをしないと、いざ、当該のサイトに来てみて、情報を検索して、記事を読んだとしても、その情報に満足しないで、サイトから離脱し、リピートしないユーザーが続出してしまうことになるのかな、と思います。

「ママリQ」についても、上記のメドレーの取組みに近しい取組みをしないと、なかなか知恵袋等の巷のQ&Aサイトの域を出ずに、ブレークスルーは難しいのかなー、とか思いました。

 

おわりに

冒頭にも書きましたが、一人の父親として、子育てを応援するサービスへの関心は非常に高いです。裏返してみると、常に満足する様な鉄板のサイトがないのですよね、現時点で。

そういう意味で、一人のオピニオンとして、この領域のサービスについて、色々とエントリーできて、サービス提供者の方々にもお役に立てたら良いな、とか思ってます。