たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

ムダ論

生産性を向上するには、ムダを省くことが大事

前回エントリーが生産性の話だったのだけど、ここ最近の生産性向上を考える上で、僕が最も関心が高いのは、ムダ、を省くということ。ムダがなくなれば、生産性は向上するのですよね、当たり前のような話だけど、実に置くが深い話。

ムダ取りと言えば、トヨタを思い起こされます。ムダ、ムリ、ムラを無くすお話です。このお話には、因果関係があって、ムダが増えるとムリが生まれ、ムリが増えるとムラが生まれるわけですね。どれも無くすわけですが、ムダを無くすことが最も大事かな、と僕は思い出します。

 

ムダを省くにも、やっぱり時間の使い方が大事

ムダを無くす考え方の根底としては、前回エントリーでも書きましたが、時間の総量管理であり、時間の概念が最も大事だと思います。そもそも、ムダとは何かですが。自分が所望の何かを実現する上で、ムダと考えられる何かが生じたりするわけですが。自分が実現したい何かは、必ず時間の概念の中に在るわけだからです。裏返せば、時間をうまく使うことがムダを無くすことであり、ムダを無くせば、所望の状態に辿りつけられるわけです。

で、この時間の使い方という所がミソなのですが、キーワードとしては、タスク等の何かの細分化と、それら細分化されたタスクと時間と空間の使い方がキーだと考えています。時間が中心なのですが、その対象であるタスク等の何かと、空間の組合せが大事だということですね。

 

時間の使い方における法曹界と医学界のトップランナー

と、そこで、僕が具体的な例を書くのも良いのですが、法曹界と医学界で、僕が考えることを具現化している方々がいるので、紹介しておきます。

法曹界からは、TMI法律事務所の葉玉弁護士の連載。ちょうど僕が外資系企業にいたときでしょうか。非常に腑に落ちて意識したわけですが、最近さらに意識しています。この考え方は、生産性という考え方にもなりますが、21世紀型のワークスタイルにも関係するかな、と思います。とはいえ、このような考え方の元、仕事をしている人はあまりいないのが、2015年でもの現実なのですが。


葉玉匡美の脱時空勉強術:日経ビジネスオンライン

 

で、医学界からは、5人の子どもを育てながら、ハーバード大学院に留学、修了し、国立保健医療科学院で研究をされている方の本。当然、5人も子どもがいれば忙しいわけですが、一日24時間の時間の使い方が秀逸。この本を読めば、もっともっと一日を工夫できて、もっともっと成長できて、社会に貢献できるのではないか、と思わされます。

時間が足りないなどとはいってはならない。あなたに与えられた一日あたりの時間はきっかり同じなのだから。ヘレンケラー、パスツールミケランジェロマザーテレサ、レオナルドダヴィンチ、トーマスジェファーソン、アルバートアインシュタイン、誰もみな同じ。

 

 

実は、人生は永遠の可能性に満ちている

両人とも、1分を大事にし、時間あたりのパフォーマンスを最大化しようとしている点で共通。そう、人生は可能性に満ちている。もっともっと色々なことを学べるし、実現できる。ということで、継続的に改善していくことが大事だと思うのですよね。