たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

生産性ブーム再び

生産性の目覚め

僕が生産性に目覚めたのは、とある外資系企業にいた時ですね。その会社が提供するサービス自体が企業の生産性を高める、みたいなのが中核だったりしたので、その会社自身も非常に生産性が高い仕組みが備わっていて、属す人も生産性が高い人達が多かったので。知らず知らずの内に、染まって行ったわけ。

最も印象的だったのは、とても優秀かつ偉い方と食事をしていた時の雑談が思い出されます。彼は、東大理学部で大学院で博士までとっていたインテリだったのですが、映画が好きだったらしく、学生時代から自主映画等も撮ったりしていたらしい。で、今も映画が好きで良くみるのだそうだ。でも、その映画は、倍速で見るのだ、と。。。会話と会話の間合いやら視線の時間やら、倍速で見ると、作者の伝えたいことが伝わらないのではないか、と思ったものだが、テレビ時間を短縮できる点は気に入って、僕も倍速で見る様になったのはいうまでもありません。

 

生産性との距離

しかし、とある会社にいた時には、少し生産性への取組みが落ちていたのですよね。色々アウトプットしてもそのバリューてどうなのよ、と。そこで、考える、ことを重視しはじめたわけです。で、ある程度の期間、最低限の生産性を担保しつつ、それよりも、誰も考えられないことを考え尽くす、みたいなことに拘った、ということなのです。まあ、このように書くと、それはそれで、バリューは今までよりも出ているから、生産性は上がっているのでは?とか読めますが、なんか違くて。そのバリューならそのバリューの前提で、その総量が上がる様な取組みをしているかどうか、が分岐なのかな、と思います。

でも、最近、再び生産性に意識しています。その根底には、時間の総量管理の概念があるのですよね。要は、時間は当然有限であるので、その有限な時間で何をするか、と考えたときに、したいことやすべきことを、テトリスの様に当てはめていって、全てをやり切ろうという考え方なのですが、それっていうのは、仕事だけではなく、他のやりたいことも当てはめていくことなので、ある意味、仕事の生産性、もっと言うと、value per timeを向上させないことには実現できないのです。

 

最近の生産性ブームのフォーカスエリア

ということで、最近は、再び生産性の精度を上げるブームになってます。当時、外資系企業にいた時は、ITツール、要はガジェット狂いになっていた様に記憶していますが、最近キーだと思うのは、プロセスイノベーションであり、簡単なキーワードで言うと、ムリ・ムダ・ムラをなくしたり、仕組み化であり、仕組み化によるスケーラビリティがキーなのかな、とか思っていますし。もっといってしまえば、日々や一つひとつの仕事からの振り返りであり、そこからの継続的な改善、かなと。張富士夫かも、俺。とかって勘違いしながらやっていくのがキーかもですね。