たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

小さいコトは良いコト (VAIO)

ソニーから分離して、VAIO株式会社が7月にできた。VAIOは、過去には、デスクトップでは、AV+ITをウリにして、垂直立ち上げしたわけだけど、ノートブックは、軽量であったり、最薄だったりで、マーケットをリードしていたかな、と思う。Mac Book Airは、元々は、アップルジャパンの社長であり、元ソニーの前刀さんが、VAIOのX505という最薄モデルを、ジョブズとの採用面接の際に、売り込んだのが発端という話もあるわけで。VAIOのモバイルは、小さい、というのがキーワードだったりするのかな、と思う。

さて、首題の通り、VAIOは原点回帰して、そんな尖った商品を創って、市場のカッティングエッジなポジションを確立して欲しいものだ、と思うわけです。正直、パソコンのマーケットて、かなり厳しいと思うのですよね。コモディティが進みすぎていて、価格競争が激しくて、差別化が困難。さらに、タブレットの浸食も激しくて、モバイルデバイスという括りの中でポジションがとることが難しい状況。

VAIO株式会社の内部環境をみても、資本も小さくなり、ターゲットとなる市場も日本だけに限定され、ケーパビリティも、ソニーから離れて、相当厳しい戦いが想定されるのですが、だからこそ、そんなポジションをとって欲しい、と思う。例えば、音響とかでいえば、BOSEとか、話題のbeatsとか?市場としては、コモディティとなっているのだけど、技術的に、ブランド的に良いポジションがとれれば、生きていくことはできるし、成長もできるのかもしれない。

ということで、ちょっとセンチメンタルな話も含みつつ、大応援なのであります。買うかどうかは、商品次第だけどね。でも、期待しています。