たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

インターネットによるあたたかいサービス (レター)

2月にリリースされた「レター」。直ぐに、親に送ってみたのだけど、連絡がなかったので、そもそも送れたのかな、と思っていたのだけど、所用で実家に戻ったら、ちゃんと届いていました。大事にビニールに包まれたままw。

サービスを知った時、直感的にいいな、と思ったのですが、やはり良いですね。写真付きハガキなんて、すげー前からあるし、家のプリンタでも作れます。でも、よほどのことがないと作らない代物。このサービスだと、ふと思い立った瞬間から、数分で発送まで完了可能。

  • 月のカレンダーと掛け合わせることで、検討の機会頻度は月次になる。媒体は、その時々のタイムリーな写真であって、ハガキは思い出として残っていく。写真が孫だったら、成長のアルバムにもなったりする。欲張らないで、月次にしたのが結構ミソな気がする。
  • 価格は250円で、iTunesで1曲買うのと同じで、LINEのスタンプよりもちょっと高めで、スマホでのフリークエンシー高い消費商材のゾーン。受け手の喜ぶ顔を想像できたら、ただのハガキの価格より断然高いにも関わらず、全然有りな価格ゾーンに入ってくる。

写真付きハガキを誰かに出す、というプロセスを、スマホでリデザインしたわけですな。

というのが、所感ですが、とても思うのは、あたたかいサービス、だということですね。インターネットでメールで写真と文章を送っても、普通にうれしいですよね。でも、それよりも、もっともっとうれしいと思うのですよね。このサービスて。

スマホなのかパソコンなのかの二次元の中から、写真と文章が"見れる"だけよりも、写真と文章だけを"触れる"感覚があるのかな、と思います。スマホやパソコンから独立したハガキであるが故に。

ある種、インターネットで提供できる価値の限界を理解しながら、インターネットで閉じないことで、付加価値をさらに提供した、と考えることができるのかもしれませんね。なかなか、良いサービスだと思いました。