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たけしの華麗なる消費生活

華麗なるたけしが、日々の生活の中で、華麗に消費していったモノやコトやシコウについてのメモ。JPとUSのVisionary Company、Management Consulting Firm、MarketingやBusiness Development、Business Strategyな経験からか、そもそもだからなのか、かなり自由な風味で書き綴っております^^

SMAP世代の僕が、初めて、嵐が勝っている、と思った時 (NHK 紅白歌合戦 2013)

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昨年の紅白歌合戦のお話。前回(大島優子は、紅白歌合戦を最後にすべきだったのか? (大島優子))から随分時間が空いてしまいましたが、もったいないので、SMAPと嵐、について書いておこうと思う。

 

SMAP世代の僕が、SMAPを好きな理由

僕は、現在34歳で、男のアイドルといったら、SMAP世代なわけですね。ドラマでは、稲垣吾郎の「二十歳の約束」から始まって、木村拓哉の「若者のすべて」「あすなろ白書」「ロングバケーション」「ラブジェネレーション」「GOOD LUCK」「HERO」あたりは全て見てきました。あるときから、草薙剛もムーブメントをおこすようなドラマに数多く活躍し、香取慎吾はドラマだけでなく、バラエティでも。「おはロック」等は記憶に残っているところ。中居正広は、日本を代表する司会者の一人になっている。

僕は、SMAPが好きなわけだけど、その理由は、世代がど真ん中だから、というだけではない。最も本質的な要素として、彼らが、イノベーティブである、からというのが大きな理由。

当時、ジャニーズは、歌番組で歌を出るだけ、が普通で、プラスで少しドラマに出る程度。それが、ドラマの主人公をガンガンはり出して、バラエティ番組に沢山出てコントをし、色々な番組の司会までするようになった。そんな道なき道を切り開いてきたのが、SMAPという集団であって、そんなイノベーティブなトコロが好きだったりするわけだ。

先の通り、誰もが知っている様なメガヒットを出し続けているという実績面。それに掛け算の様に重なる日本を代表とする企業の広告にも関与することで、僕たちの生活の中で、僕らがSMAPによって、インプリンティングされる量も質もとても大きかった、というのが、SMAPを好きな理由の正確なトコロと言えるのかもしれない。

 

嵐が人気がある理由

そんな中、この数年前から、全国的な人気の一位的な扱いをされているのが、嵐、でした。年末年始のテレビ番組雑誌の表紙は、確か二年前から、SMAPから嵐に変わった。これらの表紙は、タレントのトップが勤める場所だ。

正直、僕には、嵐がこれほどもてはやされる理由がよくわからなかった。メガヒットを記録した案件は見当たらなくて、敢えて言えば、松潤の「花より男子」くらい。二宮和也の演技力や櫻井翔のキャスター進出等、SMAP以外のジャニーズに比べれば、優位な点はあるのだけど、全然メガヒットにはなっていないわけです。バラエティの冠番組は長続きしていないしね。

では、なぜ、嵐はもてはやされているのか?私の回答は、好感度が高い、という点。

  • 5人とも仲が良い雰囲気がある
  • 一人ひとりに貢献しようという気持ちがあり、グループとしての総合力が高い

ということがあって、嵐の好感度が高くなっているのかな、と。これに加えて、30代前後ということで、活動的な時期にあたっており、消費素材のターゲットユーザーの年代にも適切であることが、嵐が多用される理由なのかな、と勝手に思っています。CMに使われまくっている。

 

嵐がSMAPに勝っている、と思った瞬間

そういう意味で、僕は、嵐がSMAPに実力として勝っているとは思えなかったのですよね。長い間。でも、昨年の紅白を見たときには、嵐が勝っている、と思った。ステージパフォーマンスの観点で。司会業については、相変わらずゆるい感じで周りに助けられながらやっているな、という風味だったわけですが、パフォーマンスはかなりカッコよかったです。キレが良かった。

他方で、SMAPは、ゆるい曲であったこともあるのですが、カッコ良さを魅せるポイントは少なく、後半は、他の紅白出場者を舞台にあげて、盛り上がり感を創っていました。この作戦自体は悪くないのですが、本来であれば、SMAP"だけ"でパフォーマンスを魅せるトコロなのです。それなのに、それとは異なる軸で闘ったということで、嵐が勝っている、と思わされました。

 

今後のSMAPは、SMAPであり続けられるのか?

SMAPの人気は相変わらず高い。しかし、その人気の高さを支えているのは、中居正広香取慎吾の二人の司会業でありバラエティの部分が大きく、この二人の露出のフリークエンシーの高さが、人気の高さをキープさせているのかな、と思います。この点は、もはやアイドルとして、男性として、の人気ではなくて、タレントとして、の人気で成立していると言えると思います。

では、男性としての人気はなくなってしまったのか?というと、最近の木村拓哉のドラマ視聴率の低下が意味する通り、男性としての魅力のリポジショニングが必要だろうな、と思っています。ラブストーリーのドラマの主人公を普通にやって、視聴者が受け入れられるようなポジションではなくなった、ということです。

さて、もう一度書きますが、僕はSMAPが好きです。その大きな理由はイノベーティブだから。きっと、彼らは、見事なリポジショニングを果たして、違った魅力によって、5年10年と高い人気を維持してくれるのではないかな、と勝手に期待しています。