たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

伝統的な場所に、伝統的な食が重なった味(「薮蕎麦」浅草)

 

そもそも、浅草自体久し振りだったのだけど、いつの間にか、外人の観光客が超増えていますね。道行く人の20-30%が外国人のイメージでしょうか。浅草駅に到着するや、駅のホームには外人客ばかりいるし、地上に出ても同様な状況。浅草寺にも行ったのですが、お土産屋も外人客への販売に力を入れているのか、アルファベット表記も目立ちましたね。焼きそば等の屋台にも「YAKISOBA」等と書かれていましたからね。隔世の感がありました。

 

で、昼ご飯に訪れたのが、薮蕎麦。昔家族でたまに来ていたお店。自分の家族と来たのは始めてでした。せっかく浅草に来たので、浅草っぽいご飯を食べたかったので、こちらに。

 

薮蕎麦(外観)

 

時間は、12時少し前だったのですが、10分程で中に入れました。食事を終えて外にでた12時半くらいには、15人くらいならんでいたのでしょうか。やはり人気店ゆえ、訪問する時間帯には注意が必要だと思います。

 

で、中に入ったら、天ざるを注文。1,700円とそこそこするわけですが、久し振りに浅草に来たのですから、最も良いメニューを注文しないとですね。ちなみに、隣のテーブルの人は、海苔を食べていました。なぜ、海苔を、と思ってしまうトコロですが、お酒のおつまみに海苔を食べるのですよね。何枚で1セットかわかりませんが、この焼き海苔は、700円します。えぇ、なかなかクオリティの高いお店なわけです。

 

さて、天ざるが到着しました。蕎麦の歯応えが絶妙で美味しい。蕎麦汁は少し辛くて刺激的。天ぷらは、ししとうが一つに、海老が四つも入っていて、リッチな感じ。当然揚げたてでホクホク。この味を四回楽しめるのは贅沢。1,700円の価値は十分あるわけですね。

 

天そば

 

 

 

また、おもてなしの力も高い。席数に対して、店員さんが多くて、4-5人はいらっしゃって、お客さんの動きを待っているわけですが、みな、おもてなし力は高くて、こちらの動きに対して、迅速で、自然な、サービスを提供されます。この自然さ、というのが品を感じさせるわけですね。伝統がなせる技とでも言うのでしょうか。

 

ということで、かなり満足度が高いランチでした。浅草を訪れる際には、是非、といったお店でございました。