たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

徹底的にやり抜いて結果を出すために (「101の言葉」 原田泳幸)

 

この本については、所謂テクニックや知識的なtipsも色々と詰まっているわけですが、結果を出した経営者が、結果を出すために徹底的にやり抜いたことであり、結果を出すか出さないかの境目に何をするべきか、ということがリアルに書かれていることが、大きな良いポイントかな、と思うわけですね。

 

読んだのは結構昔のことなのですが、その頃、私が、ポストイットを貼ったのはこんなセンテンスについて。

  • 通常、戦略とは、企業を戦略に導くために、「あれをやろう、これをやろう」と新たな施策を打ち出し続けることだが、「何をやらないか」を考えるのも企業戦略の重点施策の一つ
  • 不可能に挑戦してこそ、成長できる
  • 人生を生きる上でも、当たり前のことをやるのが一番難しい
  • 大切なことは、戦略を如何に素早く、効率的に実行するかであり、それは、「人の力」によるものでしかない。それが、戦略の原点
  • 経営者の仕事とは、一瞬のひらめきを検証して、仕組みをつくり、人を説得して動かすこと
  • とにかく自分の発想や考えは、絵に描いてみることが大切

 

幾つかについては、自分自身が大事にしていて実践していることであり、幾つかはとても難しいことでもあり、実践するために頭を使っていることもあり、とても共感したことでもあるわけですね。経営者の立場、または、リーダーの立場として、事業や会社を引っ張っていっている人や、最前線で自分事として困難な課題を解決しようとしている人にとって、この本は励みになるのかな、と思います。