たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

1,000 books in your pocket (kindle store)

1,000 music in your pocket

 
11年前のiPodのキャチフレーズ。このキャッチコピーが全てを変えた。iPodの成功がなくして、今のAppleの成功もなかったのだから。このブログのタイトルは、そのコピーを倣っている。musicではなくbookであり、AppleではなくAmazonの話なのだが。

 
 
最近kindle whitepaperが盛り上がっているが、少し前から、kindle storeが始まった。マンガの第一巻が100円を切る値段とかで、利用のハードルを下げようとする取組み等がされているが、それほど価格が下がっているわけではないな、と思ったのは私だけだろうか?音楽の場合は、一曲250円(昔は200円)。CDのシングルが二曲で1,000円なので、一曲あたり▲50%の安価さであることを考えると、あまりコストメリットを感じられない人もいるのではないだろうか。
 
しかし、1,000冊をポケットに入れられることは、魅力には違いない。まだまだ品数が少ないのだが、何冊か買ってみた。隙間時間に何気なく読める本の選択肢が多い、というのはなかなか嬉しいことだな、と思う。更に、今の時代は、クラウドなので、いきなり便利。私は、kindle whtepaperを買ったわけではなく、apple製品でkindleのアプリを使っているのだけど、iPhoneでも、iPadでも、どちらでも読めて、状況に応じて最適なデバイスで読めるというのはなかなか魅力的だ。
 
でも、使ってみて思うのは、やはり三次元の本を、二次元の画面に制限する、というのは少々不便を感じるな、というもの。本に付箋を貼るとか、自分が読みたい所を自由に読める感覚とか、そういった三次元であるが故の魅力や便利さがなくなっているな、と。
 
まあ、今後、この領域でも色々な改善が加えられていくのだろう。個人的には、ゆるい本は、kindle storeで、という使い分けをしようかなと思っています。さくっと読む程度ならば、先の様な三次元的な魅力が低減されるのでね。
 
電子書籍にすることは、ほとんど工数が発生しない作業なので、今度加速度的に品揃えが増えるだろう。本好きには良い時代になりましたな。