たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

水筒を再発明する (THERMOS)

大げさな首題をつけてみました。要は、ユーザーのエクスペリエンスを大きく変えることができたら、再発明と言って良いのかなと思いますけど、THERMOSの水筒もかなり変えているのではないかな、と。

 
元々は、スタバのタンブラーと同様に、経済合理的な観点から、導入を決めました。私は水分を非常に取る人で、缶コーヒーを一日に3本とか買っていました。なぜ缶コーヒーを一日に3本も飲むのか、と考えてみた時に、その1-2本くらいは削減できるな、削減しても良いな、と思ったわけです。
 
そんな中で、当時のオフィスの同僚の方が、THERMOSの水筒をお持ちで、
  • デザインがミニマルで、水筒を持つことが恥ずかくない
  • コンパクトでスペースを取らず、収納及び持ち運びが容易
と見てて思っていたのですよね。あぁ、これは今までの水筒が有していた課題を解決しているのだな、と。ということで、THERMOSを購入しました。利用してみて思うのは、こちらの点です。
  • 保温機能が優れており、長時間経過しても、冷たさ / 熱さ のレベルが落ちない
朝に冷たいお茶を入れて、夕方にそれを飲んでも、全然冷たいままです。だから、例えば、熱い飲物を飲む時は、火傷の注意が必要なくらい。通常しばらく時間が経つと、生温く感じてしまうのが、逆に、油断して火傷してしまう可能性があるっていう。保温機能が実に優れていることがわかると思います。一般に、飲物を携帯したとしても、冷たい / 熱いものを飲みたいですから、これまで諦めていた潜在ニーズにミートする、付加価値の高い機能を追加させている、ということができると思います。

以上を勘案すると、水筒を再発明した、と言っても良くないですか?言い過ぎかな?!まあ、エコというキーワードと、先のデザインと機能で優れた商品性とが共鳴して、売れに売れているわけですよね。再発明かどうかは置いておいて、優れた成功事例であることは間違いありません。