たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

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さあ、「独学」をしよう!

お久し振りです。戻ってきました。やはり良いですね、ブログは。 気軽に、自由に、色々と書いていきたいと思います。今回は、本の紹介です。 絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための本 それが、「独学大全」。Twitterで、優秀だなぁと思っていた人…

勝率98%超の数学マーケティングの戦略論

理論と実践のアウフヘーベンが詰まったマーケティング本 「確率思考の戦略論」。この本は非常に面白かった。 ビジネス本は、学者が書いた本と、ビジネスパーソンが書いた本に大別されるわけだけど、学者の本は、何かのテーマについて、関係する現場の情報を…

ビジネスモデルを読み解く方法を学ぶ本

はじめに 「MBAより簡単で英語より大切な決算を読む習慣」という本が、最近結構売れているようなので、年末ということで、読んでみました。著者は、少し前に楽天で執行役員をしていて、最近ではシリコンバレーで起業しているシバタナオキさん。 決算書からビ…

『「学力」の経済学』からの3つの教育のヒント

はじめに 子供の教育は悩みの種の人が多いだろう。生まれて直ぐはさすがにだが、1歳にでもなると教育を考え出すし、幼稚園や小学校の入学タイミングではその悩みはエスカレートし、教育や進学に関するエトセトラについてネットを叩いたり、誰かと話したりす…

子供のクリエイティビティを刺激し続ける本

はじめに 「りんごかもしれない」という本のご紹介なのですが、この本はスゴイです。絵本としてちゃんと成立しているのですが、絵本という範疇を超えて、大人も確実に楽しめる本になってます。腹を抱えて笑えつつ、途中からは本の内容に感心せざるを得なくな…

毎日子供と一緒に本を読む、という習慣を創る

マッキンゼー出身のワーキングマザー 川本裕子さん マッキンゼーで活躍し、今は早稲田大学大学院の教授である川本裕子さんによる、「親子読書のすすめ」。彼女は、日本で最も多忙なワーキングマザーの一人だと思いますが、彼女が、子供と一緒に読んだ本とい…

「与える人」こそ成功する時代

ウォートンの史上最年少の終身教授の処女本 一橋大学の教授である楠木健氏の推薦文であり、本のコピーが印象的で手に取ったのがこちらの本。GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代。 筆者であるアダム グラントは、ウォートンで史上最年少で終身教授の…

たけしの若手への一言(2) 「企画」スタッフになったら読むべき本 8+1冊

はじめに さて、たけしの若手への一言シリーズの2回目です。前回は、成長速度をあげるためには素直さが大事だよね、というマインドセットの話でしたが、今回は、かなり具体的な内容です。 タイトルは、「企画」スタッフになったら読むべき本 8+1冊、として…

行動経済学の適用乱発はイヤ

こちらは、行動経済学の本では、なかなか有名です。読んだことがある方も多いのではないでしょうか。影響力の武器。 中身は著名な行動経済学の理論をカバーしており、一読に値すると思いますが、ここで、一つ一つを取り上げるよりかは、キーワードを書くこと…

人間関係の悩みの処方箋

少し前に流行っていたけど、当時はあまり気にならず、読んでいなかったのですが、最近とある人が勧めていたので、読んでみました、「嫌われる勇気」。 心理学者アドラーの心理学について、とある教授と迷える若者との対話形式で紹介されています。気になった…

「いい」努力に関する経験知

この本はタイトルで買った感じです。「いい」努力って良いですね。当たり前ですが、良くない努力をしても、得られる成果はあまりないわけで、「いい」必要があるわけです。これは、シンプルなようで結構深いです。今回のエントリー以外でも、これから、ちょ…

質の良い習慣

習慣こそが充実した1日を創る News Picsはライトな記事が多いわけですが、最近はスマートニュースもグノシーもヤフーニュースも見なくなったので、ざっくりと最近起こっていることや、最近起こっていることへの特集記事をさくっと読むのに使っていたりする。…

集中するためのすることリスト

なかなか侮れない、メンタリストDaiGoの学習能力 メンタリストDaiGoがたまにテレビに出てきますが、どうもうさんくさい。そのコミュニケーションがあるから、だから何だ、とも思うわけで。だからですが、別にそこまで関心を持って、彼をウォッチしていたりは…

「企画」に必要な二つの能力

同い年のヒット量産の映画プロデューサー 少し前に、映画プロデューサーの川村元気を知った。最近では、「君の名は」を大ヒットさせているのだけど、この10年くらいで話題になった映画をかなり世に送り出している。電車男、デトロイト・メタル・シティ、告白…

「戦略経営者」という職業

日本のビジネスシーンのトップランナー、三枝匡さん 少し前のエントリーで小出ししましたが、ミスミの三枝さんの最新刊である「ザ・会社改造」を読みました。すごーーーく熱くて熱くて一気に読みました。三部作から三枝さんに憧れていましたが、この本を読む…

理論と実践のブリッジツールとしての経営書

秀逸なポジションを取った経営書「世界の経営学者はいま何を考えているのか」 2016年にハーバードビジネスレビューの読者が選ぶベスト経営者のNo1に選ばれていたということで、遅ればせながら、一気に読んでみました。 まず、読んでみて思うのは、冒頭部分に…

デザイン思考の良い入門書(21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由)

タイトルでは、デザイン思考に対するWHYにフォーカスされているのですが、勿論WHYもあるのですが、WHATやHOWに関する記述も多く、デザイン思考に関する全体像をまず理解する、ということを目的とした時の入門書として、良い本かな、と思います。とても、具体…

トップアートディレクターの頭の中のお話(「アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話」森本 千絵)

いつからかわからないくらい前から、森本千絵さんのことは気になる存在。一応同じ業界のアートディレクターである佐藤可士和さんは何度もこのブログに登場しているけど、森本さんは初の登場になります。面白くて、共感させられる本だった。一気に読み切った…

鳩山とイチロー (「桁外れの結果を出す人は、人が見ていないところで何をしているのか」)

サンリオのエースの圧倒的な準備 G/Wにも入ったので、本棚の整理でもしよう、ということで、ライト系の本をさらっと読み返しています。で、まずは、サンリオ常務取締役の鳩山さんのビジネス本。 鳩山さんは、政治家の鳩山家の一族で、イレギュラーな部分は多…

イチローの7つの名言

前のエントリーでイチローのことについて触れていたら、Numberがイチロー特集でした。41歳のイチロー。野球で世界の頂点を極めた男も、選手生活の終盤に差し掛かっている。そんなイチローが何を考え、何を行動しているか。実に興味深い内容だった。 特集の中…

純化した仕事への姿勢 (「ウィニング 勝利の経営」ジャック・ウェルチ)

20世紀最高の経営者 今更感満載なのですが、20世紀最高の経営者とされるジャックウェルチの本を読みました。色々思う所はあるのですが、ポジティブな部分だけを切り出して、一つのエントリーにしようと思います。ビジネスパーソンとしての価値観としては、共…

書けば、全て解決する(「ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング」赤羽 雄二)

「ゼロ秒思考」の構成 少し前に書いた、「速さは全てを解決する『ゼロ秒思考』の仕事術」の前の本ということで、僕が最も大事にしていることの一つでもあるテーマである、メモをすること、がメインコンテンツであることもあり、ちゃんと買って読んでみました…

ビジネスパーソンの競争優位の源泉(速さは全てを解決する『ゼロ秒思考』の仕事術 赤羽 雄二)

この本を読んで、新人の時を思い出しました。僕が新人の頃に大事にしたのが、スピード。この時考えたのは、アウトプットのスピードが速ければ、相手の信頼を勝ち得ることができること、そして、スピードを速くすることは、他の能力よりも容易であること。キ…

科学的な根拠を、継続的な習慣に結びつける (「脳が冴える15の習慣」築山 節 )

日々の習慣の科学的な根拠 最近、僕は、時間の使い方であったり、自分の身体や脳の使い方について、日々日々振り返りをしながら、最適化を図ろうとしているわけで、継続による効果測定と、そこからのA/Bテスト的な改善てのがあったりするのだけど、それらを…

ムダ論

生産性を向上するには、ムダを省くことが大事 前回エントリーが生産性の話だったのだけど、ここ最近の生産性向上を考える上で、僕が最も関心が高いのは、ムダ、を省くということ。ムダがなくなれば、生産性は向上するのですよね、当たり前のような話だけど、…

生産性ブーム再び

生産性の目覚め 僕が生産性に目覚めたのは、とある外資系企業にいた時ですね。その会社が提供するサービス自体が企業の生産性を高める、みたいなのが中核だったりしたので、その会社自身も非常に生産性が高い仕組みが備わっていて、属す人も生産性が高い人達…

五嶋みどりとピクサーにみる、感動的な作品の共通性

欲をなくし、素直でいる 少し前のプロフェッショナル 仕事の流儀に出ていた、五嶋みどりが良かった。 人生経験のすべては音に出る 音というものはとても素直に弾いている人の心境や経験が反映されると思うんですけど、音そのもの自体が、何か自分自身だと私…

子供も大人も楽しい!#01 コんガらガっち あっちこっちすすめ!の本

子どもと過ごす時間は、本当にステキな時間なのだけど、その時間てのは、子どもと一緒にいる時間の代え難い時間として、ステキなのですが、それだけではなく、子どもも大人の自分もどちらもめっちゃ楽しい!と思えるとさらにステキかな、と思います。そんな…

毎日やりきるか・やりきらないか(Harvard Business Review「一流に学ぶハードワーク」)

今月のHarverd Business Reviewは良かった。「一流に学ぶハードワーク」が特集。特に良かったのは、日本電産社長の永守さんのロングインタビュー記事でしょう。 永守さんは、根性根性ど根性みたいな雰囲気がありますが、それで一兆円企業に会社を育てること…

答えのない問いに自分の頭で考え抜いて、答えを出す (「君は、どう生きるのか」古森重隆)

富士フィルムHD会長兼CEOの古森重隆さんの新著「君は、どう生きるのか」。富士フィルムの改革にフォーカスした「魂の経営」も良かったけど、この本もとても良い。要は、この古森さんの仕事であり経営に対する捉え方であり、姿勢であり、突出した結果を出すや…