たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

幼稚園のパパコミュニティには参加しない理由

どの幼稚園にもあるのでしょうか、パパコミュニティ。うちの子供が通う幼稚園にはあるのですが、このパパコミュニティに入るべきかどうかは、少し迷うところかもしれません。

結論から書くと、僕は入りませんでした。少し考えての判断なのですが、その過程を書いておこうと思います。まず、メリットについてですが、こんなことを考えました。

  • パパコミュニティに入ることで、色々な情報が入る
  • パパの友達が増える。しかも、近所の
  • 幼稚園と連携したイベント開催などを通して、自分の子供が楽しむ場を創れる
  • 他の子供も喜ばせられる、という貢献を創出できる
  • 幼稚園の先生とも関わる機会が増える。自分の子供の情報も仕入れられるか

でも、よくよく考えると、そんなにメリットはないのではないか、と思いました。

  • そのコミュニティから得られる情報はいかほどか、と考えたとき、パパはさほど情報を持っていない
  • パパの友達が増えても、パパの友達と遊ぶ機会はあまりない。例えば、飲みに行くことはあまりないだろうし、そんな時間があるならば、子供と遊びたい。ちなみに、そのコミュニティに入らないでも、パパの友達は作れた
  • 自分の子供が楽しませる手段として、そのコミュニティに入る必要はない。そのコミュニティではない手段で、例えば、奥さんと一緒に、子供を楽しませることに時間を使いたい。その方が、奥さんも一緒に楽しめる
  • 他の子供を喜ばせることができればベターだけど、自分の子供を最上級に喜ばせられているか、と考えたときには、優先順位が間違っていると思う
  • 幼稚園の先生から直接得られる情報はあるかもしれないが、その情報は、幼稚園の先生‐奥さん経由の情報からどれほどのデルタがあるのか、というとあまりなさそう

加えて、デメリットもあると思いました。

  • 上記とも重複しますが、限りある休日の時間がさらに減り、家族と過ごす時間が減ってしまう
  • パパコミュニティの手伝い?は必須に近く、仕事に近くなってしまう。十分仕事はしているので、これ以上仕事はしたくない
  • 一度パパコミュニティに入ると、不可逆性が働き、辞めにくくなる。一度入ったら、やり続けないといけない。でないと、角が立つ
  • やり続けることになるわけだが、休みがちになったり、パフォーマンスが低いと、地味に嫌がらせを受ける可能性がある。結局、相対的な比較に影響を受けてしまうので

ということで、パパコミュニティには入らない方がよいのでは、と思っているわけです。なんとなく、入っていると、子供好きなんだねー、とかな風味になるかもしれませんが、一瞬の出来事ですよね。多面的に考えたときに、入らない方が子供のためになるように思います。色々な考え方があるとは思いますが、一つの考え方として、書いてみました。

だって、人間だもの。

相田みつをなわけですが、別に文学的な話をしたいわけでもなく、哲学的な話をしたいわけでもないわけです。

少し前ですが、かなり優秀なヤツと飲んでいて、かなり優秀なくせに、あんまりうまくいかないもんだなぁ、所詮人間だから、仕方ない、みたいな話をしていたのを覚えていたりします。とある戦略コンサルティングファームで、プロモーションのトラックレコードを持っているようなヤツが、です。

このセリフを聞いて、こんなに優秀なヤツが、こんなセリフを言うのか、とちょっと衝撃を受けました。

そして、考えるわけです。少し考えると、あるべき/ありたい姿が素晴らしすぎて、仮に現実が一定素晴らしくても、あるべき/ありたい姿が素晴らしすぎるので、届かない。その差分が、所詮人間だから、と感じることになるのかな、と。

そして、最近思うのですが、頭の中で考える、あるべき/ありたい姿、というのは、あくまで、論理力や想像力でできあがるわけですが、そのあるべき/ありたい姿を実現するのは、決して自分の頭の中だけでは形にならず、そして自分だけでも形にならず、誰か他の人と協働することで実現できるわけですが、その誰か他の人たちを動かすことがとても難しいのかな、と最近思います。

自分は神様で思い通りに人を操れるわけでもなく、他の誰かは、自分と同じように、頭も身体もあり、人生があり、意思があるわけで、その誰かを、自分の思い通りに動かすことなどできない。でも、自分が実現したい何かがあるとき、その誰かも実現したい何かに変えることで、一緒に実現しないといけない。

そこには、ビジョニングのような大きな概念もあれば、自分が発する一言一言に相手はどう感じどう動くかも考えた上での最適なコミュニケーションであるという概念などもあると思いますが、どちらにしても、自分が実現したいことを本当に実現するのは難しいな。自分も相手も人間だものな、と最近思ったりするわけです。

なんだか、最近そんなことを考えて、言葉の使い方をもっともっとうまくなりたいな、と思ったりするのでした。

二歳児のイヤイヤ期と「崖の上のポニョ」

最近、下の娘は二歳真っ只中なわけですが、二歳児、と言えば、イヤイヤ期なわけです。日中でも、イヤイヤと聞きますが、夜寝ていても、寝言でイヤイヤと騒ぐのは、なかなか応えます。

さて、そんなイヤイヤ期について、何か対策をしなければ、ということなのですが、あまり根本治療ではなく対処療法に過ぎないのですが、最近私たちの家で重宝しているのが「ポニョ」。スタジオジブリの「崖の上のポニョ」なわけです。

スタジオジブリの人気ランキング

スタジオジブリのランキングについては、こちらに書きました。

takeshikarei.hatenablog.com

これを見ると、崖の上のポニョは、ランキングで四位に位置していますが、グラフは、あくまで興行成績ランキングであり、前半にあるのは一般的な人気ランキングになり(ここにはポニョはランクインすらしていない)、もっと小さな子供の人気はまた別なわけです。

イヤイヤ期には、鉄板キャラ常備は必須

そこで、うちの2歳の娘ですが、ダントツでポニョの人気がすごい。ちなみに、次点は、トトロ。

ポニョの映像を流すと、イヤイヤは止み、泣くにも止みます。ちなみに、車に乗っていると、ポニョの曲を流すとご機嫌になります。曲を流して、娘のイヤイヤが止み、静かになっていく過程でポニョの曲を聴いていると、なかなか良い歌詞だな、とも思いだしていきます。これは、イヤイヤを止めてくれて感謝でそう感じるのか、本当に良い歌詞なのか、ちょっとわからなくなったりするのですが、おそらく、本当に良い歌詞なのでしょう。聴いていると、なんだかうれしくなってくるのですから。

友達と話していても、二歳などの小さな子供のご機嫌とりに、ポニョは効果的の模様。スタジオジブリ以外では、やっぱりアンパンマンが鉄板なのですが、ポニョやアンパンマンだけが、イヤイヤ期に効くわけではなく、他のキャラが効くこともあるでしょう。どちらにせよ、子供のイヤイヤ期には、そんな鉄板キャラを携えておくのはとても賢明かな、大事かな、と思います。