たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

電動アシスト自転車を買うか迷った時に読んでください

子供が小さい頃は、子供が自分で自転車になることが出来ず、親の自転車の後ろや前に載せることが多いと思います。幼稚園くらいでも、そのような移動の仕方をすることが多いわけですが、その時に考えるのが、電動アシスト自転車、についてかと思います。

電動アシスト自転車の最近の事情

そもそも、どのくらいの人たちが、電動アシスト自転車に乗っているのだろうか。買おうかな、便利なのかな、と頭をよぎった時、そんな素朴な疑問もあるかな、と思います。少し調べてみて、出所は記載されていなかったのですが、まとめてみました。

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約10年で普及率は倍増。もっと急激に伸びているのかと思いましたが、まあ増加傾向ではあります。利用者年齢をみると、30代が最も大きく40%、次が50歳以上で25%といった構成。やはり私達のような子持ちの利用者率が高く、次が高齢者の方々、といった状況です。

次に、価格が気になるところですが、平均価格は9万4,800円(2015年Gfkジャパン調べ)。2013-2015年の平均価格ベースで増加傾向のようです(2015年は前年比+3%)。なんとなくバッテリーの価格は年々下がっているだろうと考えていましたが、この最近ではそんな傾向はないようですね。 

電動アシスト自転車を買う理由

さて、そんな最近の事情がありつつも、

電動アシスト自転車は買うべきか、買わないべきか 

この問いに向き合いたいと思います。

冒頭にも書きましたが、子供はまだ小さく移動は自転車、という状況。そんな状況下で、電動アシスト自転車を買うかどうか、というところなのですが、電動アシスト自転車の利用する場合の特徴がこちら。

(+)当然ですが、自転車での移動が楽、疲れない

(+)自転車での移動時間が楽しくなる

(−)イニシャルコストが高い

(−)ランニングコスト(バッテリーの充電)がかかる

書いてみると、楽さ、楽しさ 対 コスト、の構図ですね。コストはわかりやすいのですが、楽さ、楽しさについてはもう少し具体的に書いてみたいと思います。

  • 自転車は基本的に毎日乗ります。暑い日も寒い日も。子供の送り迎えの時もあるし、買い物でさらに重量が増えての移動も。一日平均3回は移動があるでしょう。その移動機会全てで、楽になるわけです。仮に5年間使うとしたら、5,000回くらい楽になる計算です
  • この楽さは、移動している間だけではありません。移動した"後"も効きます。自転車移動の後ぐったりしてソファーに倒れ込む、というのはよくある話ですが、電動アシスト自転車ならば、そんなことはあまりありません
  • そして、楽しさ、についてですが、楽に移動できると楽しくなります。電動アシストでないと自転車を漕ぐことに集中してしまうわけですが、電動アシストですと、楽なので、思考がそちらによりません。子供との会話もしやすいし、風や街を感じれる、感じやすくなります(これは、乗ってみて初めて気づくトコロ)

これらの楽さ、楽しさの機会数を考えると、先のイニシャル、ランニングコストはそこまで高くはない、というのが私の考え方です。

おわりに

おわりに、幾つか補足的に触れておきます。

まず、何を買うか、に触れておくと、パナソニックヤマハブリジストンが3強ですが、どれもそこまで変わらないと思うので、店頭で見て、触って、乗ってみて、選択頂ければ良いかな、と思います。

1つ注意するのは、子供が二人の場合、前と後両方に乗せることを考えると思いますが、前カゴを外して子供を乗せる場合と、前カゴを外さずに子供を乗せる場合とが選べることができます。前者ですと、子供が安定するのと運転しやすいわけですが、買い物の荷物をおくことが難しくなります。一方後者ですと、運転しにくいのですが、買い物カゴに置くことができます。どちらのほうが良いか、は買い物のシチュエーションを想像してみて、選択頂ければと思います。

あと、二人子供がいる場合の話ですが、電動アシスト自転車は二台持ち、が良いと思います。週末家族で移動するとき、母と父で子供を分散させるわけです。一台で子供二人を連れて移動するのは、電動アシストでも大変です。夫婦の負担を分散させることで、ここでも、楽で楽しい、週末の移動オケージョンにして頂ければと思います。

ということで、電動アシスト自転車にしましょー。

ちなみに、うちは、こちらを利用しています^^

 

子供との会話と、「考える」能力

この記事は、シンプルなのだけど、子供の思考を鍛えるという意味で、とても本質をついているかな、と思います。

haretal.jp

「考える子」はいつもの会話で育つ、という切り口で書かれていて、日常の中で、目にしたもの、耳にしたものなどについて、疑問を感じたり、もっと知ろうわかろうとする、という過程が大事であり、会話を通じて、そのような問いを織り交ぜると良いよね、という話です。よくある言葉でまとめてしまうと、好奇心、を駆り立てる会話習慣とでもいうのでしょうか。

裏返せば、日常の会話の展開を分析すると、考える習慣がある人と、考えないで右から左に流す人、もしくは、知的好奇心がある人とない人、とがわかってしまうとも言えると思います。実際に、だれだれがどうだとか、why so? so what?がない人とか、オーソライズされた何かに囚われていて、その人の介在価値、存在がみられない会話をする人は散見されるわけですが、大人になってからのそんな会話の分類をも思わせる内容でした。

話を戻すと、ちょっと前にコンサルティングの仕事をしているとき、とても優秀な人で、知的好奇心の塊のような人で、リベラルアーツを深いレベルまで学び、活動としてもしていたような人だったのですが、なぜか、という疑問を仕事だけではなく、目にする何かについて、常に考えているのがとても印象的でした。

キーとなるのは、なぜか?と考えることと、その答えを考えること、そして、その答えを考える過程で何かにつなげること、が大事なのかな、と思います。つなげる、とは、ただ答えを考えるだけではなく、他の何かとの関係を考えることでもあり、世界を理解する意味で、とても重要だったりするのかな、とか思ったりしています。

と、色々書いていましたが、子供との会話の中では、そのようなことを意識して、一つ一つの会話に参加すると、とても良いなぁ、と思いました。

SNSとクリエイティブ

広告を考えているときに良くあるシーンとして、今、流行りの広告媒体を使って、うんたらこうたら、的なのはよくあるお話。でも、それらを活用して、それらの広告媒体を利用しようとするに至ったベストプラクティス並の効果を獲得するのはなかなか難しい。

今、流行りと言えば、SNS広告だったりするのだけど、リタゲやらなにやらのフレームワークで、他の広告手段よりも良い指標結果を獲得することはある程度できるだろうが、スマッシュヒットを獲得するには、一つのブレークスルーが必要になってくる。

それは、SNSだけではない、統合的な広告アプローチが一つだったりするし、もう一つとしては、圧倒的なクリエイティブなのかもしれない、とこのyoutubeを見て、思った。

www.youtube.com

約1週間ほど前にアップされた、under armour×長澤まさみの映像は、既に270万再生を超える。銭湯で狂ったように踊る長澤まさみは、テーマにもあるように、誰も見たことがない長澤まさみなわけだけど、このようなコンセプトを考えつくか?がクリエイティブの分岐点になるわけで、実に難しいところだと思う。

under armourは、nikeadidasと比べると小さなスポーツメーカーで、CMなどのオフライン広告にかけられる広告宣伝予算は限られているだろう。としたときに、SNSでバズらせろ!というのは考えがちな発想だと思うが、ここで、本当にバズる映像を創れるかどうか、なわけなのですが、ここが、ロジックの限界てヤツなのですよね、別の見方をすれば。

そんなロジックの限界であり、クリエイティブの可能性を感じさせられたわけで。この映像が流れて一週間も経つのにも関わらず、筆をとってみたわけです。とても面白いケースでした。