たけしの華麗なる消費生活

消費したモノ・コトについて、書いています。

「みいつけた!」と非常識な気づき

随分前から、Eテレの「みいつけた!」は好き。最近の「はじまりバーン」のダンスや歌は最高だと思う。出社時間によっては見れなかったりするのだけど、このダンスが見れた朝はなんだか調子が良いような気がする。いや、気のせいか。

まあ、そんな感じで、上の子でも見まくっていたけど、下の子でも大変お世話になっているのだけど、そのコーナーの一つに「みんなのみいつけた!」がある。で、これがとても良いな、と思っている。

投稿した子供の新しい発見があるのだけれども、油断すると見落としてしまうような出来事を、子供の目でつぶさにキャッチできたことの共有なのだけれども、その斬新な視点が好きなのですよ、これが。

子供は、何の常識もなく、世界を見て、新しい何かを見つける、ということが上手なのだけれども、常識を学び、それが染みついてしまうがために、常識にとらわれない気づきをすることが難しくなってしまう、ことはままあることだろう。

常識的になってしまう教育プロセスの存在の悩ましさは割愛するけれども、そんな悩ましさも忘れさせるような、斬新な「みいつけた!」があるわけです、このコーナーでは。

僕は、その一つ一つに、はっとしたりするのですけど、実は、丁寧に子供との毎日や時間を見ていると、そんな発見に関するコミュニケーションは少なくなっかたりして、最近、みんなのみいつけた!に投稿しちゃおっかな、と画策している、そんな話でした。

子供PASMO購入の実況中継

小学校に入学するときのちょっとしたイベントの一つとして、子供PASMOの購入、があると思います。

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子供PASMOの購入方法について

まず、購入についてですが、最寄駅で購入することができます。ただ、通常、自動券売機やPASMO購入・チャージの機械が駅にはあると思いますが、子供PASMOは、その機械の手順に則っても買えません。通常の大人用PASMOは手順通りで買えると思うのですが、子供PASMOは、駅員を呼ばないといけません。

具体的には、機械の「よびだしボタン」を押します。すると、駅員さんから無線で用件を聞かれますので、「子供PASMOを買いたい」と伝えます。すると、駅員さんが出てきてくれるのですが、ここでプチ情報。駅員さんが待機している部屋が隣接しているPASMOの機械で呼び出すことが必要です。駅員さんが待機しない側の機械で呼び出すと、駅員さんがいる側にきてください、と言われます。。。

さて、そうすると、駅員さんが対面で対応してくれるのですが、この時に必要なのが、子供の身分証明書です。多くは、保険証を利用するのかなと思うのですが、この身分証明書がないと、子供PASMOを発行されません。子供PASMOは当然運賃が半額になるので、対象外の人が子供PASMOを利用しないようにする不正対策なのでしょう。僕はうっかり、保険証を持っていなかったので、家に取りに帰って再度来ることになりました。。。

そんなこんなで、デポジットも含めて1000円払って、子供用PASMOを購入することができました。

子供PASMOが、僕たちをウキウキワクワクさせた

恐らく、子供にとっては、PASMOはちょっとした憧れの代物ですよね。電車で移動するときには、パパやママが、ピッと颯爽と通過していく様。時々、僕たちのPASMOを子供が取って、代わりにピッとしてくることもありました。

それが、自分の、自分だけのPASMOになる、っていうイベント。子供PASMOなんだけど、ちょっと大人になったイベントです。購入のプロセスは、所謂買い物であり、ちょっと大人のアイテムを買うイベントなので、心なしか緊張していたようにも見えました。なんだか、そのイベントを一緒に体感したのも、楽しかったし、うれしかったです。

まだ、購入してはいないのですが、これから、彼の子供PASMO向けのパスケースも買うことになります。この買い物も、楽しみなのですよね。楽しい時間をくれて、子供PASMO、ありがとう。そんな風に思いました。

全員を笑わすにはどうすればいいか?

先週末にEテレでやっていた達人達の渡辺直美ムロツヨシの対談が面白かった。二人とも、ご機嫌なキャラクタで最近の人気は凄いわけなのだけど、二人とも哀しい過去を経験していて、そんな環境をなんとかするべく、「笑い」を大事にして、今の仕事に至っているということ。明石家さんまと共通する部分だったりするのだけど、その話はまた別途。

そして、渡辺直美が不意に話していた言葉が、良かった。

人が笑っているのが好き

こんなことも言っていた。

全員笑うってどうすればいいの?っていう、日々の挑戦

とても刺さった言葉でした。

なんだか、いい考え方だな、と。自分が幸せになるには、自分が欲しいモノやコトを得るっていうのもあるけれど、自分が大事にする人や、目の前やその先にいる人を笑顔でいるのを目にしたときに、自分も幸せを感じる、っていうのがあると思う。そんな幸せの積み重ねが人生の彩りをより良くするのではないか、と思うわけです。

そう考えたとき、彼女の「全員笑うってどうすればいいの?」というのは、良い問いだな、と思うわけです。この問いは、芸人ではない普通のビジネスパーソンが、自社のサービス・商品の企画を通じたクライアントやカスタマを笑顔にするための問いでもあるし、社内の関係部署とのやり取りをいかに円滑にして、仕事しやすくするか(そうすると相手はうれしい)、よりよいモノやコトを協創するための問いにもなると思う。

また、日常生活でも同じで、週末や仕事が終わって、疲れていたとしても、その疲れを出すことで、目の前の大事な人にうんざりさせることで、自分もさらにネガティブになるよりも、疲れを見せずに楽しい話を家族からうんうん聞いて、楽しそうに話す家族の顔を見る方が、疲れを忘れさせ、ちょっと幸せになれるだろう。

そう考えたとき、「全員を笑わすにはどうすればいいか?」の問いって、すごーーーくいいな、と思ったわけです。インスタで日本一っていうのは、フロックではないわけですよ。